総合政策学部

中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金表彰式・交流会を開催しました

2017年06月27日

酒井学長より表彰状を授与される6名の学長賞受賞者

6月26日(月)多摩キャンパスにおいて「中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金 表彰式・交流会」を開催しました。

 

中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金は、学力・人物ともに特に優れ、大学全体を活性化する人材であると期待される学生を対象に給付される制度です。総合政策学部では、この奨学金を「プロジェクト奨学金」として活用し、学生研究活動への経済支援を行っています。この度、総合政策学部からは学長賞1名(3年生)、学部長賞8名(2~3年生)が選ばれ、表彰式に参加しました。

 

表彰式では、酒井総長・学長より表彰状が授与され、各学部1名の学長賞受賞者は、受賞学生全員を前に受賞の喜びとともに、各自が今後取り組む活動についてスピーチを行いました。続いて学部別での学部長賞の授与、記念撮影を行い、式典の最後に行われた交流会では、学部を越え、受賞者同士和やかに歓談したり、写真を撮りあったりなど、盛会のうちに終了しました。

学長賞を受賞した国際政策文化学科 3年 網野悠介さん(左)と、
松野学部長(右)

学長賞 国際政策文化学科 3年 網野悠介さんの

受賞コメント

 

グローバルな人材育成を推進する総合政策学部を選び、入学後は海外での様々な活動に参加してきました。この春、単身訪れたルワンダは1994年の悲劇からすさまじい成長を遂げ、ICT革命の真っただ中にあります。現在のルワンダは、世界初のドローン空港や、市内を走る4G Wi-fiのバスなど、高付加価値のサービスを提供し、世界で最もICT促進に成功していると称されています。奨学金は、現在までの歩みと今後の課題について、現地取材及び調査研究で利用します。

2017年度 総合政策学部のプロジェクト奨学生は以下の通りです。

研究成果は、総合政策学部主催の学生研究発表会「リサーチフェスタ 2017」で中間発表されます。

 

学長賞

学科 学年 氏名 プロジェクトタイトル
国際政策文化学科 3年 網野 悠介 悲劇から奇跡の復興!アフリカの奇跡ルワンダでICT革命を追う

学部長賞                                   (五十音順)

学科 学年 氏名 プロジェクトタイトル
国際政策文化学科 3年 大谷 萌恵 日本とパラオの歴史的関係性の検証
-親日と非核憲法の背景を探る-
政策科学科 3年 小山 海風 児童養護施設の実態ルポルタージュ
-「働き方」改革に向けた政策提言
政策科学科 3年 下之園 実希 本当に「ジハード」はテロリズムの根源なのか
~インドネシアのイスラーム学校と慈善団体の実態調査~
政策科学科 3年 杉野 友美 福+(ふくたす)プロジェクト
~POMSを用いた運動による心理的効果の検証~
国際政策文化学科 3年 守矢 優衣 ムスリム女性にとってのヴェールの意味
~インドネシアのイスラーム社会を通して~
政策科学科 3年 山田 麻莉奈 今後の日本の再生エネルギー政策に必要なものとは?
~ドイツ・リヒテナウ市の事例から考える~
政策科学科 2年 山本 大介 多摩ニュータウンで考える多世代コミュニティの可能性
政策科学科 3年 渡邉 七海 日本全国B29慰霊碑物語
~なぜかつての敵兵を弔うのか~

◆「プロジェクト奨学金」とは◆

学生ならではのアイディアや企画、調査計画に対して、それらを実際に具現化できるような支援として2014年度から新たに設立された、総合政策学部独自の奨学金です。研究成果は総合政策学部主催の研究発表の場「リサーチフェスタ」で発表され、年度末に活動報告としてまとめられます。