総合政策学部

総合政策学部 松野ゼミ「日本全国B29慰霊碑物語」が『中央評論』の特集で紹介されました

2017年06月16日

『中央評論』は、中央大学が発行する、70年近い歴史を持つ総合教養雑誌です。

 

2017年5月に発刊された第299号では、「総合政策学部 松野良一ゼミ(専門演習)」の学生たちが中心となって活動を継続している「日本全国B29慰霊碑物語」が特集で紹介されました。

 

全国にB29慰霊碑はどれくらいあるのだろうか。なぜ敵兵を弔ったのか。
学生たちは、それらの疑問を解決すべく、全国各地の慰霊碑がある場所を訪れ、関係者に取材を行いました。

 

戦後70年以上が経過し、風化が進む戦争の記憶を、後世に伝えようと活動する人々の物語。平和への思いを未来につなぐ、ルポルタージュです。

「日本全国B29慰霊碑物語」の取材・執筆を行った松野ゼミの学生たち

『中央評論』第299号
特集「日本全国B29慰霊碑物語」
出版元:中央大学出版部

 

松野 良一  [巻頭言]

       B29慰霊碑に隠された物語を探る
渡邉 七海 「忘れ不の山」の謎
星   礼華  米兵は「鬼」ではなくただの「人」だった
田崎 陸  二度目の着地

飯塚日奈子 B29搭乗員之墓

菊池 航平 戦争で散った「汚れた妖精」
君川 海有 戦後生まれの奮闘
真野 隼伸 B29搭乗員たちを祀る位牌
鈴木 勇輝 怨親平等
菊池 航平 轟音
堀場 貴登 ボロボロの十字架と供えられた聖書
米山 菜子 殉空之碑
星 礼華  みんなの力でこの平和公園はできた
飯塚日奈子 受け継がれる慰霊の心
會田野乃花 「戦後」に墜落したB29
中川理佐  平和な未来を次の世代に
田崎 陸  「石垣島事件」と異色の慰霊碑