総合政策学部

総合政策学部教授・平野晋が、カーネギー国際平和財団に招聘され、米国ワシントンDCにおいて基調講演をしました。

2017年01月24日

 総合政策学部教授・平野晋の専門分野は、製造物責任法、サイバー(インターネット)法です。ロボット法やアメリカ不法行為法、英文契約法等を主に研究しております。

 

 このたび平野晋は、カーネギー国際平和財団から招聘を受けて、「人工知能の日米提携関係」(*1)において基調講演を行いました。

カーネギー国際平和財団
(ワシントンD.C.)

 平野晋は、人工知能の社会的影響に関する総務省の有識者会議において「座長代理」(*2)や「分科会会長」(*3)を務めてきております。その成果は、日本政府の政策(*4)に採用され、さらに日本で昨年開催されたG7通信大臣会合においても、高市早苗総務大臣が国際社会に対しその採用を提案し、賛同を得られたところです。

 

 加えて平野晋は、上記日本の政策提案をパリのOECD(経済協力開発機構)にて先ごろ発表し(*5)、OECDはその採用に向けた検討を始めております。

 

 今回カーネギー国際平和財団から招聘を受けた平野晋の基調講演は、以上の日本政府の提案に対し米国等からの賛同を得るべく、その概要や必要性を紹介するものです(*6)。

(*1)  カーネギー国際平和財団「人工知能の日米提携関係」のウエブサイトは以下。

http://carnegieendowment.org/2017/01/12/artificial-intelligence-and-u.s.-japan-alliance-engagement-event-5464 (last visited Jan. 18, 2017).

(*2) 総務省「AIネットワーク化検討会議」(last visited Jan. 18, 2017)において座長代理に就任。
(*3) 総務省「AIネットワーク社会推進会議」(last visited Jan. 18, 2017)において分科会会長に就任中。なお分科会会長としての平野晋の報告内容は、「AI-NW研究開発8原則とロボット工学3原則」(last visited Jan. 18, 2017)参照。
(*4) 「世界最先端IT国家創造宣言」(H28・5・20 閣議決定)、「日本再興戦略及び骨太の方針」(H28・6・2 閣議決定)
(*5) 新着ニュース/academics/faculties/policystudies/news/2016/11/49945/> (last visited Jan. 18, 2017) 参照。

(*6)  平野晋による講演のスライドは以下。

http://carnegieendowment.org/files/Hirano_Keynote%20Slides.pdf

(last visited Jan. 18, 2017).