総合政策学部
総合政策学部2年 網野悠介さんが2016年度『グローバル人材育成フォーラム』
英語プレゼンテーション大会で3位入賞
2017年01月06日

プレゼンテーションの様子
このたび、早稲田大学 国際会議場1F 井深大記念ホールで開催された、2016年度『グローバル人材育成フォーラム』英語プレゼンテーション大会において、国際政策文化学科2年 網野悠介さんが所属する中央大学学生チーム「kruakai」が3位に入賞しました。
この大会のテーマは「グローバル社会につながる地域社会ネットワーク」で、中央大学学生チーム「kruakai」は、今春、中央大学国際センター主催のプログラムで「タイ短期研修」に参加。バンコクのクロントイ・スラムを視察し、スラムで問題となっている火災について問題提起し、スラムの人々が火災から身を守るために、日本の防災技術を活用したハザードマップと掲示板よる防火プロジェクトについて、英語でプレゼンテーションを行いました。

英語でプレゼンする網野悠介さん

表彰式

中央大学学生チーム「kruakai」

Yusuke Amino
国際政策文化学科2年 網野悠介さん
-このたびは、英語プレゼンテーション大会3位入賞おめでとうございます!応募のきっかけを教えてください。
網野:今春、中央大学国際センター主催のプログラムで「タイ短期研修」に10日間参加し、帰国後、その研修に参加した他学部の学生3人と、応募しようという話になりました。
-タイではどんな研修をしたのですか?
網野:タイ研修では、「国際協力を学ぶ」というテーマのもと、JICA事務所であったり、スラムであったりと様々な施設を訪問し、タイの明るい部分も暗い部分も見てきました。その中で私たちは、スラムで問題となっている火災について調べ、スラムでの火災被害を最小限にとどめられるよう、日本の学生とタイの学生、スラムの人が協働し、日本の防災技術を活用したハザードマップと掲示板による防火プロジェクトを提案しました。
-出場するにあたり、大変だったことはありましたか?
網野:まず中央大学の代表を決める予選会が大変でした。ゼミ単位で出場しているチームのように成熟した研究テーマがあるわけではなかったので、僕たち有志のチームはその分、自分たちで試行錯誤しながらで大変でした。代表になった後も、他学部の学生とのチームでしたので、練習時間の確保がとても大変でした。
-以前から英語には自信があったのですか?
網野:いいえ。高校時代はハンドボール部で部活に明け暮れる日々を過ごしていました。英語には全く興味がなく、むしろ苦手でした。しかし、予備校に通い世界史に興味を持ち始めた頃から、「世界史を学ぶには英語が必要だなぁ」と思い、英語の勉強に力を入れました。
-大会当日、会場の雰囲気はどうでしたか?
網野:国際会議も行われるとても立派な会場で、中央大学の職員の方も多くいて、とても緊張しました。また、他大学のチームは、どのチームも長期留学の経験者や帰国子女がおり、とても流暢な英語でした。それに比べ僕たちのチームには長期留学経験者がいなかったため、周りに圧倒されてしまいました。しかし、経験がないからこそ丁寧に、一生懸命伝えようと努力しました。それが功を奏したのか、3位入賞することができました。
-今後はどのようなことにチャレンジしたいですか?
網野:今後はこの経験を活かし、グローバルに活躍することを第一目標にしています。今FLPのゼミで環境を専門に学んでいて、とても興味があります。特に環境先進国であるヨーロッパの環境政策について勉強したいです。そして、将来は日本のまたは途上国の環境政策に携わる仕事に就けたらいいなぁと思っています。