総合政策学部
国際交流基金”日本語パートナーズ”派遣事業説明会が行われました
2016年08月25日

このたび、中央大学多摩キャンパスにおいて、国際センター主催による国際交流基金”日本語パートナーズ”※1派遣事業説明会が行われました。
この説明会は、本学部教授 保坂俊司の紹介で実現したもので、各学部から関心を持つ学生が集い、総合政策学部からは3名が参加しました。
※1 日本語パートナーズとは
日本語パートナーズ派遣事業は、国際交流基金アジアセンターが実施している事業で、幅広い世代の人材をASEAN諸国の主として中等教育機関に派遣し、現地日本語教師と学習者の日本語学習の「パートナー」として、授業のアシスタントや会話の相手役といった活動をするとともに、教室内外での日本語・日本文化紹介活動等を行い、ASEAN諸国の日本語教育を支援します。同時に、“パートナー”自身も現地の言語や文化についての学びを深め、ASEAN諸国と日本の架け橋となることを目標とします。
詳しくは下記URLをご覧ください。
説明会終了後、参加した 国際政策文化学科2年 藤吉遼平さんに話を聞きました。
-日本語パートナーズを何で知ったのですか?
藤吉:1年生の早い時期に国際センターに貼ってあるポスターを見て知りました。しかし応募要件が満20歳から満69歳ということで昨年は応募できず、1年間20歳になるのを待ちました。
-ASEAN諸国に日本語学習のパートナーとして派遣されるようですが、ASEAN諸国に興味があったのですか?
藤吉:高校生の時に夏休みを利用して、マレーシアとシンガポールに1ヶ月ホームステイを経験し、文化や生活の違いを学びました。しかし、その時は1ヶ月という短期間でしたし、ホストファミリーが裕福だったのでとても親切で、どこに行くにも車移動など、生活環境に恵まれていました。その一方で、現地の人たちの一般的な文化や生活を深く知ることができず、それが心残りとなり、チャンスがあればまた訪れて、現地の生活や文化を肌で感じたいと思っていました。
-高校生の時のホームステイではどんなことをしたのですか?
藤吉:ボランティア活動がメインで、現地の学校で募金活動の手伝いをしたり、老人ホームに行って折り紙をしたりしました。
-派遣先の希望はマレーシアかシンガポール?
藤吉:学生は行く場所が限られているようで、タイかインドネシアになると思います。
-現地の一般的な人が住む住環境を与えられるようですが、生活面の不安はないですか?
藤吉:実は虫が苦手で…(笑)。説明会で、部屋に虫が出ることも日常茶飯事と言っていたので、少し心配ですが、現地の方と同じ目線で生活できるので、虫以外は不安はないです(笑)。
-派遣が決定したら、現地でどんなことをしたいですか?
藤吉:日本語パートナーズは、日本語教師の補助役なんですが、派遣先の生徒さんだけでなく、現地の学生や居住地周辺の地元の方とも積極的に交流し、生活や文化を知り、現地の言語もマスターしたいです。