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2016年07月07日

総合政策学部教授・小林勉ゼミがゲストスピーカーをお招きし特別講義を行いました

特別講義の様子

中央大学総合政策学部教授・小林勉の専門分野はスポーツ科学、開発学で、スポーツによる地域の活性化について研究しています。

このたび、FLP小林勉ゼミの特別講師として、株式会社アセットメイク 代表 須崎智也さん(中央大学卒業生)をお招きし、「自立支援見守り賃貸住宅」という高齢者住宅に特化した新たな取り組みについてのお話を伺いました。

 

この講演会は本学部教授・小林勉の紹介で実現したもので、須崎さんの取り組む高齢者自立支援事業が、FLP小林勉ゼミが取り組む高齢者向け住居コミュニティ政策(日本版CCRC)と合致する点が多く、今後の政策構想に多大なる裨益が期待されるため開催されました。

株式会社 アセットメイク代表取締役
須崎智也さん

須崎さんは、八王子で不動産業を営むなかで、高齢者が賃貸契約する際に独身、高齢、身寄りがない場合はリスクが高い為、オーナーに契約を断られるケースが多い状況に疑問を抱き、その現状を打破する為、自らアパートのオーナーとなり、高齢者向けの賃貸住宅の経営を始めました。また八王子市シルバー人材センターや市民活動支援センターなどと連携し、高齢者が自分らしく生きるという自己実現を最大の目標とし、「できることはじぶんでする」といった自立を支援しながら、生き方や価値観に寄り添い、その人なりの達成感を感じられるよう社会との繋がりをサポートし、積極的に地域活動の参加を促す取り組みをしています。

総合政策学部2年
FLP小林勉ゼミ ゼミ長 浦田圭祐さん

学生からのコメント

 

浦田さん-私たちがゼミで行っている日本版CCRC(高齢者が定年退職後、健康寿命維持を伸ばす為のコミュニティー)の研究は、政府が誘導して行っている大規模な開発プロジェクトですが、そういう大きなことではなく、草の根レベルのミクロな視点で活動をしている須崎さんの講義はとても勉強になりました。

なんとなく授業にきて、なんとなくバイトに行っている自分の生活が本当に恥ずかしくなり、反省と共に、私たちも何か行動を起さなければという思いが湧きあがってきました。

総合政策学部2年
FLP小林勉ゼミ ゼミ長 杉野ともみさん

杉野さん-CCRCでは学生目線の意見を求められることが多いのですが、学生の意見は理想ばかりになりがちで、実現するのが難しい場合が多く、理想と現実は違うことを痛感するのですが、須崎さんのお話は全て実体験で、ご苦労がありながらも「困ってる人がいるのに、誰もやならないなら、私がやるしかない!」という熱い思いがビシビシ心に響きました。私たちのプロジェクト(日本版CCRC)とも共通する点がとても多かったので、今後に活かしたいと思います。

須崎智也さんプロフィール

株式会社 アセットメイク代表取締役

1992年中央大学商学部卒業。広告代理店に1年間勤務。転職後は機械メーカー、損害保険会社の営業として活躍。2006年株式会社アセットメイクを設立し現在に至る。