前期授業が始まり、2025年4月15日(火)の5限には経済学部の「経済入門(担当教員:堀内英次)」も初回授業を迎えました。高校生の学ぶ「政治経済」よりも専門的で、「経済学」よりも簡単な、両者の橋渡しとなる授業で、科目等履修生制度とオンライン会議システムによって全国の高校生にも開かれています。
17時前の教室には新1年生と制服姿の高校生たちが席につき授業開始を待っていました。 今期は対面、オンラインを合わせて100名弱の高校生が受講します。



「日本経済の全体像をみる」と題して、経済学と現代経済における市場の役割を解説する導入講義、そして授業計画や成績評価の説明といった大学の授業ならではのガイダンスがこの日の内容でした。
堀内先生は冒頭でオンライン参加にあたっての設定などを説明すると、さっそく「経済学とはなにか」から講義をスタートしました。さまざまな経済の用語解説をしながらの70分強の講義で、昨今の「為替変動」や「コメの価格」など身近な話題を多様な視点で考える際には、受講生たちはメモを取りながら熱心に聞いていました。
経済学部 科目等履修生制度について
大学生の授業を受講できる「科目等履修生制度」について、経済学部では、高校1年生から出願できます。
高校生は審査料・登録料・科目履修料がすべて無料となるほか、中央大学経済学部に入学した場合、修得した単位は申請にもとづき、本学部の単位として認定されます。
大学生と通常の授業を一緒に受講することで、大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立てることができます。
興味のある方は是非ご出願ください。
また、科目等履修生として「経済入門」を履修することは経済学部の特別入試「高大接続入学試験」の出願資格の一つにもなっています。(※履修の上、一定以上の成績を修めた者。)