ビジネススクール

経営戦略論において、東日本旅客鉄道株式会社執行役員マーケティング本部副本部長竹島博行氏による授業内講演を実施

2024年04月30日

 

2024年4月13日(土)、中央大学ビジネススクール(CBS)MBAプログラム必修科目「経営戦略論」(担当:遠山亮子教授)において、東日本旅客鉄道株式会社執行役員マーケティング本部副本部長である竹島博行氏をお招きし、講演を実施しました。

●概要

少子高齢化や地方の過疎化、自動運転などの技術革新等、大きく変化する環境により鉄道ビジネスも大きな変化を求められる中、変化の中の機会を捉えるために東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)はその強みをどう生かせるのか。旅客輸送だけでなく、駅を中心とした街づくりや「コト」づくりにより長距離移動の需要創造など、JR東日本の戦略とそれを実行するための組織について詳しくお話しいただきました。現場で現実をしっかりと見つめつつ、未来を大きく考えて今後の戦略を情熱的に語る竹島氏のお話は、聞くものの心をワクワクさせ、受講生にとって大きな刺激となりました。質疑応答も活発に行われ、チェンジ・リーダーを目指すCBSの学生にとっては多くの気づきを得る機会となりました。

 

●受講生の感想
現在進行形で活きた事業の事例が聞けた。経営戦略として、自社のドメインの定義をどのように定めるかで様々な視点が広がることがわかりました。JR東日本のような事業者は周辺事業に関しても固い考え方のイメージが先行していたため、本日の講義ではいかに事業を熟慮してチャレンジしているかといったギャップが非常に新鮮でした。

 

 戦略は実行されなければ意味がないが、その実行の事例や考え方を豊富にお聞きすることができました。エネルギッシュなご説明からは公で民のJR東日本のこれからのあるべき姿を真摯に考え、周囲の方をエンパワーメントされているお姿が伝わってきて、リーダーシップを感じました。

 

とてもとても非常に勉強になりました!JR東日本はこんなにいっぱい自分が知らない世界があるんだと驚いているとともに、MBAに入学できてよかったと実感しています。オフレコの部分も含めて第一線で活躍された方のリアルなお話を聞けたのが大変勉強になりました。

●CBSについてもっと知りたい方へ

「経営戦略論」は、経営戦略の基礎理論と実践の方法論を学び、「戦略経営」を実践するチェンジ・リーダーとなるための基礎を作る必修基礎科目です。理論を学ぶだけでなく、戦略経営の実践を「生きたケース」から学ぶために、経営者・経営幹部による講義が全7回の講義中必ず1回は設けられています。

 

CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/

 

今回の講義は、南甲倶楽部のご高配により実現しました。南甲倶楽部は中央大学出身の経済人による交流会であり、中央大学ビジネススクールは設立時より南甲倶楽部より多大なるご支援を頂いています。

 

南甲倶楽部の詳細は、以下のリンクをご覧ください。

https://nanko-club.jp/