イノベーションの実践において、株式会社キャンサースキャンの代表取締役社長の福吉潤氏を招聘して特別授業を実施

●概要
2024年1月19日(木)、中央大学ビジネススクール（CBS）MBAプログラム　専門科目「イノベーションの実践」（担当：生稲史彦教授）において、株式会社キャンサースキャンの代表取締役社長である福吉潤氏をお招きし、講演を実施しました。

ご自身のキャリアを含め、ビジネスを通じて社会課題の解決を目指した起業の意図や、キャンサースキャンの成長過程について、お話を賜りました。くわえて、企業を率いるためのリーダーシップのあり方についても、グループワークを交えながら教えて下さいました。ビジョン、ミッション、価値観を打ち出して組織をまとめ、社会を変えていくビジネスを継続することの大事さなど、たくさんの学びがある機会でした。受講生との質疑応答も活発に行われ、起業とキャリアを考える充実した時間となりました。

 

●受講生の感想
福吉先生のお話が大変本質をついていながら、経営者としても企業家としても、仕事に対する向き合い方としても新しい視点をいただけました。目からうろこの話が多く、感動いたしました。

福吉様のP＆G時代のご経験、および起業後のご苦労についてイノベーション実践のキーポイントについて多くのエッセンスを学ぶことができました。

社会貢献と利益の両立を目指す姿勢に共感できた

社会課題や社会意義に対してビジネスに向き合ってきた福吉先生の考え方や苦労、成功体験などざっくばらんにお話いただきた非常に勉強になりました。
社会貢献とビジネスという観点。自社も公共性の高い事業をしているため、参考になった。

イノベーションを中心として、戦略やマーケティング、リーダーシップといった現在ＣＢＳで学んでいることを総合的に体感できる講義内容で、まだまだお話と共にディスカッションをしていきたいと思うほどでした。福吉先生の秘めている部分（主に裏の部分）をお聞きできたことは、自分自身の悩みや恐れ、それらを曝け出し克服して事業を営んでいくものだと感じることが出来ました。

P＆G でのマーケティングの成功体験を持たれた起業家。福吉さんの実体験をお伺いしながら起業家としての葛藤を感じることができた。また自身のネガティブな面も含めて赤裸々に語っていただいた

講義前半と後半の内容のギャップが非常に大きく衝撃的でした。とても印象深い講義になりました。

最後にお話頂きました、ビジネススクールで学ぶ2年間を大切に思う存分勉満喫してくださいというメッセージに感銘を受けました。学ぶ機会があることが恵まれていると思い、支えてくれている周りの人に還元していきたいと思いました。

福吉先生においての人生の苦労など実体験を聞くことができました。率直に考えを語ってくださったことで、感動！ありがとうございます。

●CBSについてもっと知りたい方へ
CBSで開講されている「イノベーションの実践」では、理論だけでは捉えきれないイノベーションに関する実践知（のピース）を獲得し、現実的な「勘どころ」をつかむことを目指しています。加えて、講義で得た情報や知見をきっかけにし、履修者自身がイノベーションへの関与を増すよう勇気づけることを狙って、イノベーションの実践者を招聘しています。理論と実践の架橋教育であるビジネススクールならではの、理論と実践を積極的に結びつける試みです。
CBSのカリキュラムの全体像は、以下のリンクをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/mba/

また、2023年度のシラバス（各科目の詳細）については、こちらをご覧ください。
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/business/info/class/#mba_syllabus