経済学部

経済学部科目「キャリアデザイン」で、外部講師のJALの皆さまに学生たちがプレゼンを行いました

2025年7月17日、経済学部の科目「キャリアデザイン ホスピタリティ・マネジメント(担当:後藤 孝夫)」の授業において、日本航空株式会社(JAL)からお招きしました井上あさ子先生と田中優子先生の前で、最終課題のプレゼンテーションが行われました。
この科目は、ホスピタリティ産業(エアライン・ホテル・テーマパークなど)について理論的かつ実践的に学ぶというもので、JALの方々に外部講師としてご登壇いただいています。

各業界の基礎知識・ホスピタリティの要素に関するケーススタディから人材の雇用・育成や組織の成長、ESG経営とホスピタリティの関係性、実践としての身だしなみや表情の作り方まで、その内容は多岐にわたり、受講生は顧客視点・従業員視点および経営者視点からホスピタリティを多面的に理解していきました。
全14回の講義終盤ではグループワークが行われ、各グループがそれぞれ考えた未来のホスピタリティについて発表しました。

テーマは「20年後のホスピタリティ産業はどのように変化しているか、あるいはどうなっていてほしいか、その具体的な事例を考案する」というもので、エアライン・テーマパーク・ホテル・飲食業とさまざまな業種を対象として、多くのグループがAIとセンサー(機械の知覚)のさらなる発展を念頭において論を展開しました。
プレゼンテーション後はグループごとにJAL講師の皆さまから良かった点ならびに今一歩だった点などのフィードバックをいただき、緊張気味だった受講生たちはほっとした様子でした。

中央大学では社会や地域の持続的な発展とグローバル人材育成に寄与することを目的として、2018年度にJALと全学包括協定を締結。経済学部の人気科目である「ビジネス・プロジェクト講座」に2015年度の開講当初からご参加いただき、2021年度からは本講座「キャリアデザイン」にもご協力いただいています。