経済学部

経済学部 井村ゼミの学生が証券ゼミナール大会にて敢闘賞を受賞しました

2024年02月05日

2023年12月09日に開催された証券ゼミナール大会にて、経済学部 井村ゼミに所属する中西班の学生が、見事「敢闘賞」を受賞しました。この大会は日本証券業協会の後援のもと行われ、論文審査、プレゼン動画、当日のプレゼンテーションを通じて、その受賞者が決定されました。

概要

受賞内容:

敢闘賞
 

論文タイトル:

「日本におけるベンチャーファイナンスのあり方」
 

論文著者:

中西信太朗(国際経済学科3年)
李錫俊(経済学科3年)
八木澤隆斗(経済学科3年)
山本浩輔(経済学科3年)
 

発表概要:

日本におけるベンチャーファイナンスの理想的な在り方として、我々の目指すところは、ベンチャー企業と資金提供者の両方にとって効率的で持続可能な市場環境を実現することにある。そのためには、一方が不利益を被り、他方が利益を享受するという不均衡な関係ではなく、双方が互恵的な関係を築くことが不可欠である。この理想を追求するために、我々は分散型台帳技術(DLT)および分散型自律組織(DAO)の利用を提唱する。これらの技術は、透明性と効率性を高めることによって、ベンチャーファイナンス市場の構造的な問題を解決する可能性を秘めている。以上の点を踏まえ、日本のベンチャーファイナンス市場が、双方にとって公平で効率的な環境を提供するための具体的な提言を行った。

(https://drive.google.com/file/d/1xi4ERSDA5GRXR54z4xvC1Lr9YUCs22VZ/view?usp=sharing)

コメント

2023年12月9日、全国証券ゼミナール大会のAブロックにおいて、『日本におけるベンチャーファイナンスの在り方』というテーマでの研究成果が高く評価され、チームメンバーの協力のもと準優勝の栄誉に預かりました。我々のチームは、分散型台帳技術と分散型自立組織(DAO)を駆使し、日本におけるベンチャーエコシステムの革新的な金融スキームの提案を行った。この大会への準備期間中、私はチームリーダーとしての役割を果たし、組織的かつ戦略的なアプローチによりチームを入賞へと導きました。この成果はチームメンバー各人の尽力と協力によるものです。優勝にはわずかに届かず、そのことには心残りもありますが、この経験を糧にして、今後更にベンチャーファイナンスに関する専門知識を深め、業界に新たな価値をもたらすべく邁進していく所存です。(班長:中西)