2025年11月26日に茗荷谷キャンパスで開催された検察官職務説明会に学生40名(附属高の高校生等を含む)が参加しました。
最高検察庁主催のもと、当日は講話と座談会がおこなわれました。
司法研修所教官(検事)による講話では実際に発生した事件を例にとり、事実認定における思考のプロセスやその重要性についてお話しいただきました。
座談会では9グループに分かれ、本学法科大学院の修了者を含む現役の検事と少人数で、時折談笑しながら検事の実務や個々の職歴についてお話を伺いました。
学生からは「地方と都市とで検事の仕事に違いはあるのか」「捜査と公判、どちらの仕事の方がやりやすいのか」など実務に関するものから、「産休は十分にとれるか」などライフワークバランスに関するものまで、幅広く質問をしました。
参加した検事からは個々の経験に照らした具体的な話を聞くことができ、また講話に続いて検事として事件にどう向き合うのか、一つ一つのケースに何を考えながら対応しているのかを教えていただきました。
参加者にとっては、検事の仕事を具体的にイメージして自身の進路を考えるよいきっかけをいただき、大変貴重な経験となったようです。
貴重なお話をお聞かせくださった検事の皆様、説明会を企画してくださった最高検察庁の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。