法学部

礒崎初仁教授が参議院行政監視委員会で参考人意見を陳述

2020年02月20日

2月17日、法学部教授・礒崎初仁(地方自治論専攻)が参議院行政監視委員会 で参考人として意見を述べました。

「国と地方の行政の役割分担に関する件」に関して、礒崎教授は「立法分権 のすすめ」と題して、自治体の事務を定める法令が過剰・過密になっている ことを指摘し、従来の「行政分権」の発想を変えて、自治体のを立法権を拡 充する「立法分権」が求められることを説明。7名の議員の質問に答えました。

教授によると「立法分権というと、国会の立法権を制約する面もあるため、 反論・反発も予想していたが、前向きな質問が多く、国会主導で立法分権を 進める可能性を感じた」とのことです。

審議の様子は、参議院のウェブサイトで公開されています。

https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

参考文献 礒崎初仁「連載・『立法分権』の戦略(1)〜(24)」月刊ガバ ナンス2018年4月号〜2020年3月号