ビジネススクール
2021年の前期のリフレクション・セミナーが開催されました(8月8日)
2021年08月31日

【 ≒ E M B A 】
Chuo Business School
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中央大学ビジネススクール<CBS>は、
あなたの「変わりたい/変えたい」という意志に、
オリジナル・プログラムで応えます。
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7月31日に引き続き、8月8日に開催された。
13期生(2020年4月入学生)および13.5期生(2020年9月入学生)を対象としたリフレクション・セミナーの様子をご報告します。対面実施の予定でしたが、緊急事態宣言の延期により、オンラインでの開催となりました。
今回のリフレクション・セミナーでは、ハーバード大学教育大学院のロバート・キーガン教授らが開発した「免疫マップ」というワークを実施しました。
この免疫マップは、達成したい目標や課題の達成を邪魔している自分自身の無意識の強力な固定観念をあぶりだします。
この強力な固定観念は、自分自身の行動変容の障壁になると同時に、成功要因でもあり、それ自体が否定されるべきものではありません。
しかし、その無意識に自分自身の変化を阻んでいる固定観念を自己開示によって言葉にすることで、その障壁の存在を意識することができるようになります。
変化を先導するチェンジリーダーにとって、自分自身の内にある変化を阻む壁を意識することは、それを乗り越えるためのチャンスとなります。
免疫マップは難しいワークでしたが、学生たちは仲間と一緒にリフレクションを行うことで、それぞれの立場や職種・業種を超えて新たな気づきを得られたようです。

以下、参加した学生の感想の抜粋です。
・グループの他の方の話を聞きながら、自分の免疫マップにあらたな言葉を加える場面が何度もありました。
一人ではえられなかった部分だと思います。
・自分の行動を阻害する「固定観念」は何か、顕在化する事が出来た。
・グループで発表し、みんなの意見を聞きながら、問題が明確になり内省できた。
・自分自身の固定概念を導き出す手法は非常に勉強になりました。実務や人間関係において、バイアスを取り除
く必要があるときに有効だと思います。
・免疫マップを通して、自分が行動しようとしても出来ない潜在的な理由や固定概念があることが分かった。
自分の行動を阻害する要因を理解して、目標を達成出来るように頑張っていきたい。
・自分が自分にかけているバイアスについて言葉にすることで、自分が取り組むべき課題が見えた。
・小人数でディスカッションを長めにすることが出来たのは非常に良かったと思います。やはり、人と話して理
解が進むことを実感しました。1人で内省するのは難しいので、グループでサポートし合えたと思います。
・人数が少なかったので、遠慮なく話せてよかったです。個人の考え方、世代、立場様々なものに因果関係があ
ると実感しました。
・同期ですがあまり知らないメンバーだったからこそ、良い話し合いができました。
・ファシリテーションが素晴らしく、自分の内省につながりました。
・自分の弱みコンプレックスは把握できていたと思うが、それを解消するためのアクションが間違っていることに気づけた。
・普段、自分が考えていないことまで内省ができて気づきがありました。
