経済学部

経済学部の海外インターンシップ演習の授業に、ベトナム在住の本学OBが登壇

2026年6月2日(火)、経済学部の科目「海外インターンシップ演習(担当:松村 みか)」の授業に本学OBの根岸さんが登壇しました。

根岸 正実(ねぎし まさみ)さんは中央大学在学中にアメリカへ交換留学をするなど海外に眼を向けており、卒業後、市場調査で国内最大手のインテージにて、インド・ベトナム駐在~支社長を歴任するなどリサーチャーとして20年以上ご活躍されています。
現在もベトナム在住で、リサーチャー・産学連携コーディネーター・さらにはベトナムの大学教員という3つの顔をお持ちです。

根岸さんは市場調査の結果からベトナムの北部・中部・南部のそれぞれの特性、主に人々の気質を説明しました。ベトナムに進出する日本企業も、その特性に合わせて適した地(及び出身者)に適した人事を配置しているということでした。 こうした土地ごとの性格(特性や人々の気質)は国ごとにもあると、椅子を例に挙げて解説されました。曰く、日本は堅牢性・安全性を、ブラジルは様々な体格の人に合わせた快適性を、フランスは大人数での会話のしやすさを、ベトナムは柔軟性・ポータビリティを、重視するということでした。ルールに縛られない発想力とエネルギーに満ちたベトナム人たちは、椅子さえも移動させて自分たちの快適な使い方、並べ方に都度変えてしまうそうです。

そうした特性を踏まえ、海外で働く人に求められるCQ(文化的知性)について説明されました。業種・職種にもよるが、概ねCQが高い=多様性への理解・受容力が高い方が、特に海外とかかわる仕事において高い成果を産むということで、そうした働き方を視野に入れるならばCQを鍛えるといいと学生にアドバイスをくださいました。
また、中央大学のユニバシティ・メッセージである「行動する知性」にも触れ、意思決定をして行動した先に成功がある、短期的な損得だけで動かないように、そして20代のうちになるべく多くの「意思決定の経験」を、と繰り返しお話しされました。

授業時間の後半にはたっぷりと質疑応答の時間をとってくださり、受講生は根岸さんのキャリアパスや海外で働く上での心構えなど、多くの質問を寄せました。