• 心理学専攻

  • Department of Psychology
  • 心理学専攻

自分の中にある常識を根底から覆し、新しい「知」を提供する。

心という目に見えないものを客観的に捉えるために、心理学では実験・観察・質問紙調査などの方法や数学を用い、科学的な真実を追究します。その一方で、心理学では一人の人間を、 対話を通して深く理解しようとします。あなたは科学的な「知」を身につけつつ、実践の中で出会った他者の言葉に対し思索を重ねることになるのです。

野口 璃音 (のぐち りね)
  • 野口 璃音(のぐち りね)
  • 心理学専攻 3年(2023年現在) / 私立日本航空高等学校 出身
  • 受験勉強の合間は家のうさぎに癒され、チョコを食べて元気を出しました。『心理学実験』は自分が気になっていることを実際に調査できるため、やりがいがありました。

時間割を教えてください

3年次の時間割です。

 
1 前期        
後期   司法・犯罪心理学 関係行政論  
2 前期 English Reading    
後期 English Reading
3 前期 西洋美術史
(近代以前)
認知心理学
(知覚・認知心理学Ⅱ)
  言語心理学
(学習・言語心理学Ⅰ)
 
後期 学習心理学
(学習・言語心理学Ⅱ)
 
4 前期 心理学的支援法 心理学特殊研究(1)   大脳生理学
(神経・生理心理学Ⅰ)
 
後期 日本の美学 心理学特殊研究(1)   神経心理学
(神経・生理心理学Ⅱ)
 
5 前期    
後期    
6 前期        
後期          

時間割の中から1つ曜日を選び、1日のスケジュールを教えてください

火曜日のスケジュール(後期)
  • 6:00

    起床

  • 8:50

    登校

    通学時間は1時間半程度です。

  • 9:00

    1限 司法・犯罪心理学

    この授業は3年生以上でないと履修できないのですが、1年生の時から受けてみたいと思っていた授業でした。1限は朝が早くて大変ですが、頑張って起きて大学に向かいます!

  • 10:50

    2限 空きコマ

    Cスクエア(リーフ・カフェ)で課題をしたり、予習をしたりしています。友達に分からないところを教えてもらったりもします。

  • 12:30

    学食(リーフ・カフェ)で昼食

    多摩キャンカレーがおすすめです!

  • 13:20

    3限 学習心理学(学習言語心理学Ⅱ)

    この授業では人の学習や記憶、思考の過程などについて学びます。それらに関する沢山の研究が紹介されるのですが、面白い研究ばかりで改めて「心理学って面白いな」と感じられる授業です。

  • 16:30

    アルバイト

    大学からそのままアルバイトに向かいます。

  • 22:00

    帰宅

    課題が溜まっていたりすれば帰宅後に行いますが、火曜日は帰宅が遅いので、できるだけ課題は空きコマの時間や他の曜日に行うようにしています。

  • 25:00

    就寝

印象的な授業があれば教えてください

2年次の必修科目となっている『心理学実験』が印象に残っています。この授業では前期(クラスによっては後期)に心理学研究における実験法、後期(クラスによっては前期)に質問紙調査法を学びます。
前期には知覚、記憶、学習に関する実験を実施し、データの収集、統計的な分析、考察を行い、実験レポートを作成します。さまざまな実験を行うので、実験の日はいつもわくわくしていました!
後期には自分でテーマを立案して、質問紙調査を実施し、統計的な分析、考察を行い、レポートを作成します。データの収集が大変でしたが、自分が気になっていることを実際に調査できるため、やりがいがありました。
この授業を通して、心理学研究の基礎を学べたと感じます。

受験勉強(特別入試の対策等も含む)はどのようにおこないましたか?重要なポイントは?

何事もコツコツ、そして早めに取り掛かることが重要だと思います。特に日本史の一問一答や英単語帳、古文単語帳などはできるだけ早く、そして毎日1ページでもいいから覚えようとするべきだと思います。自分が受験本番までに単語帳を何周したいのか逆算してコツコツ進められると直前になって焦るということがないと思います。また、高3の秋冬は過去問を沢山解くことが非常に重要だと思います。解いていくなかで、問題の傾向が掴めると思いますし、何より時間配分が上手くなると思います。

現在所属している専攻(プログラム)を選んだ理由は?

私は大学では心理学を学びたいという明確な希望があったため他の専攻を受験することは全く考えませんでした。
中央大学の心理学専攻は公認心理師受験資格に対応するカリキュラムとなっているため、資格取得を目指すことができる点、また、心理学を基礎から臨床まで幅広く学べる点に魅力を感じ、中央大学心理学専攻の受験を決めました。

実際に入学してみてどうですか?

選んだ理由としても挙げましたが、1年次、2年次で幅広く心理学を学べることが中央大学心理学専攻の魅力のひとつだと思います。
実際に私は1年次、2年次に『知覚心理学』『学校臨床心理学』『発達心理学』『人格心理学』『家族心理学』『社会心理学』『産業・組織心理学』『福祉心理学』などさまざまな心理学の授業を受けました。
また、中央大学心理学専攻は文学部の中にあるため、心理学以外にも哲学や社会学、教育学などさまざまな領域の授業を受けることができ、より広い教養を身につけることができると思います。

これから学びたい・研究したい分野(卒業論文テーマなど)は?

現在は過剰適応に関心があります。過剰適応とは、自分の行動や考えを過度に周囲に合わせようとしてしまうことです。近年、不登校の要因のひとつとして過剰適応は注目されています。私はこの過剰適応と家庭環境、家族関係との関連について研究したいと考えています。

今後、挑戦したい・挑戦中のこと(資格課程や留学など)は?

私は1、2年次に第二外国語として中国語を学んだのですが、新しい言語を一から学ぶことはとても楽しく、中国語の勉強が心理学の勉強の合間の息抜きにもなっていました。 そのため、4年次にまた新しい言語の勉強をしてみたいと考えています。 KPOPが好きなので、韓国語に挑戦しようと思っています!

多摩キャンパス内のおすすめスポットを教えてください

  • Cスクエア(リーフ・カフェ)
    文学部はヒルトップという多摩キャンパスのメインの学食からは少し遠いので、すぐ隣にあるリーフ・カフェで昼食をとります。ヒルトップに比べるとメニュー数は少ないですが、毎日とても美味しい学食が食べられます!机と椅子も沢山ありますし、勉強している人も多いです。私も空きコマはここで過ごします。
  • Cスクエア(リーフ・カフェ)

学生生活の必需品を教えてください

  • ノートパソコン
    1年次、2年次はオンライン授業も多かったのでパソコンで授業を受けていました。このパソコンで課題を作成したり、授業でメモを取ったり、発表資料を作成したり、統計ソフトを使った分析をしたりします。なくてはならない必需品です。
  • ノートパソコン