法学部通信教育課程

【重要】2026年度以降の本課程における学費等改定について

 本課程は、2026年度より学費等を改定いたします。2025年度以前に入学した在学生の皆様につきましては、急激な経済的負担の増加を考慮し、4月入学生及び10月入学生それぞれに4年間の移行措置期間を設け、2030年より改定後の学費を適用いたします。
 在学生の皆様におかれましては、改定の趣旨及び内容をご確認いただき、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

1.改定の趣旨

 本課程では、これまでも、学生の主体的な“学び”を支え、時代のニーズに即応すべく、新たな教育・学修環境の整備を継続的に推進してまいりました。
 一例を挙げれば、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた社会的な対応として国を挙げてオンライン化が推進される以前から、ICT を活用した授業を展開してきています。具体的には、2003 年 4 月から、多摩キャンパスと大学の指定する遠隔地をテレビ会議システムにより結び付け、同時かつ双方向に授業を進行するリアルタイムスクーリングを開講したことを皮切りとして、2005 年 4 月には、リアルタイムスクーリングを収録・編集し web 上で配信するオンデマンドスクーリング、2020 年には、web 上でスクーリングを生中継し、場所を選ばず受講できるオンラインスクーリングを開講し、学修の利便性向上を常に指向してまいりました。
 他方で、本課程が最後に学費等の改定を実施したのは 2004 年度のことであり、既に 20年以上が経過しています。以来今日までの間、過去2回の消費税率の引き上げ、 ICT 化の急速な進展、昨今の物価上昇など、社会情勢は大きく変化してきましたが、そのような厳しい外部環境にあっても、本課程においては学生の皆様の経済的負担を考慮し、主に支出面の見直しを図る等により対応し、学費の改定自体を見送ってきた経緯があります。
 その結果、今や同規模の私立大学の通信教育課程の学費体系(基本授業料・スクーリング費用等)との比較において、本課程は最も安価な水準になっています。
 しかしながら、近年の社会情勢の中において、今後も学生の皆様に、時代のニーズを捉えた、より一層充実した教育・学修環境を提供していくためには、引き続き、たゆまぬ自助努力を継続しつつも、新たな収入の確保が必要不可欠となっています。
 こうした事情を背景として、本課程は 2026 年度より学費等の改定を実施することといたしました。
 もっとも、在学生の皆様の中には、中長期的な視点で学修計画を立て、既に学修を開始されている方もいらっしゃるものと思います。
 そこで、今般の学費等の改定に際しては、在学生も適用対象となりますが、急激な環境変化に伴う経済的な負担増を考慮し、学費改定後から標準修業年限に相当する4年間の据え置き期間を講じることといたします。
 本課程では、今般の学費改定により、学生の皆様の利便性を考慮した様々な制度変更を今後一層推進し、学生の皆様にとって、魅力ある教育・学修環境の構築と充実を図ってまいります。

 

2.改定の内容
 

  1. 正科課程の基本授業料を年額 90,000 円に改定します。
  2. 短期面接授業(短期スクーリング)受講料及びリアルタイム型メディア授業(リアルタイムスクーリング・オンラインスクーリング)受講料を 15,000 円に改定します。なお、外国語(ドイツ語・フランス語)は 30,000 円に改定します。
    ※体育実技(シーズンコース)の受講料改定はありません。
  3. 面接授業の区分における夏期面接授業(夏期スクーリング)を廃止し、短期面接授業(短期スクーリング)に統合し、その受講料を適用します。
    また、「情報処理」については、講義科目の受講料に含める取り扱いとなります。
    ※特段の事情がない限り、2026 年度以降も茗荷谷キャンパスを中心として、夏期に集中的に開講する「短期スクーリング」としての形態で継続実施する予定です。
  4. 正科課程の基本授業料改定に合わせ、科目等履修生の科目履修料を一単位 6,000 円に、聴講生の聴講料を一単位 3,000 円に改定します。

 

3.改定の適用時期

 

(1)正科生の基本授業料、各種面接授業及びメディア授業の改定後受講料の適用時期について

 2026 年度から改定後の基本授業料、各種面接授業及びメディア授業の受講料の金額を適用します。
 ただし、2025 年度以前に入学した正科生については、4 年間の移行措置期間を設け、改定前の金額を適用します。
 従って改定後の基本授業料、各種面接授業及びメディア授業の受講料が全在学生に適用となる時期は、入学時期により次のとおりとなります。
 

  • 4 月入学生:2030 年 4 月から
  • 10 月入学生:2030 年 10 月から



なお、2025 年度以前に入学した正科生の再入学(同じ学籍番号に戻る)についても同様に取り扱うものとします。

(2)科目等履修生の改定後科目履修料、聴講生の改定後聴講料の適用時期について


2026 年度登録生(2025 年度以前から引き続いて登録する学生を含む)から、改定後の金額を適用します。
 

  • 4 月登録生:2026 年 4 月から
  • 10 月登録生:2026 年 10 月から