国際情報学部

3月15日『東洋経済』に国際情報学部教授 石井夏生利のコメントが掲載されました

国際情報学部教授 石井夏生利

 

国際情報学部教授 石井夏生利の専門分野は、情報法、プライバシー・個人情報保護法です。著書に、『EUデータ保護法』(単著)、『個人情報保護法コンメンタール』(編著)等があります。

このたび、2024年3月15日の『東洋経済オンライン』に石井のコメントが掲載されましたのでご案内いたします。

LINEヤフー、総務省も呆れ果てた「変わらぬ体質」

本記事では3月5日に総務省がLINEヤフーに対し、2021年4月に続き2度目の行政指導を行ったことを伝えています。LINEヤフーは2023年9月から10月にLINEの利用者や取引先の情報を外部に漏洩させており、総務省は具体的な指導項目として韓国のIT企業NAVERとのシステム切り離しやグループ全体のセキュリティガバナンス体制の強化などを要請し、今後少なくとも1年間は四半期ごとに総務省に対応状況を報告することを求めています。

記事の中で石井は、1度目の行政指導を受けた3年前の問題と性質は異なるが、会社の体質が背景にある点は共通していると述べ、LINEヤフーが自社内でセキュリティ措置を講じられるよう組織体制を変えていくプロセスが必要だと指摘しています。