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経済学研究科
経済学研究科委員長挨拶

経済学研究科委員長 阿部 正浩

阿部 正浩
経済学研究科委員長

中央大学経済学研究科は、1951(昭和26)年に経済学専攻が開設されて以来、長きにわたる歴史の中で、すでに960名以上の修士号、100名以上の博士号を授与してきました。この間、時代の要請に応じて、高度職業人や研究者を養成する先導的な研究・教育機関として拡充発展してきました。

本研究科の特徴として、高度専門職業人を養成するための体系的な教育体制を充実させている点があげられます。情報通信技術(ICT)の発展やグローバル化の影響もあり、行政やビジネスの現場では高い職業スキルが求められるようになっています。たとえば、政策や戦略の立案と遂行には因果関係を明らかにしたエビデンスが求められ、そのための問題発見能力や理論に基づく仮説検証能力などが要求されるようになってきました。同時に、国際的な視野と多様性への配慮も要求されています。今後も人口知能(AI)やロボティクスなどのテクノロジーの発達に伴って、さらに高度な職業スキルが求められるようになるでしょう。こうした高度な職業スキルを身につけられるようにするため、大学学部での習得知識をさらに高度化・専門化し、キャリアアップを図ることを可能とする履修プログラムを本研究科では準備しています。

高度専門職業人の養成と同時に、研究者志望者に対する学位取得のための教育体制も本研究科では充実させてきました。博士前期課程と博士後期課程を実質的に接続して、5年間で博士学位の取得を目標とする教育カリキュラムを準備しています。博士前期課程は、プロフェッショナルとして研究を行っていく上で必要な基礎的知識を身につけ、それぞれの専門分野のフロンティアに一歩でも早く近づけるよう、複数の科目群からなる履修プログラムを準備しています。具体的には経済学コース、国際経済コースならびに公共・地域経済コースなどです。それぞれのコースでは、マクロ経済学やミクロ経済学、そして計量経済学の基礎から応用までを学び、それぞれの専門分野の先端的な研究について学ぶことが出来ます。演習(ゼミ)では、指導教員や他の大学院生とのディスカッションを通して、研究の進め方や研究発表(プレゼンテーションや論文作成など)の方法など、プロとして研究を行う基礎的なスキルを学ぶことが出来ます。また、研究科内で行われるセミナーや修士論文報告会、あるいは院生同士が自主的に行う勉強会や経済研究所で行われる各種研究会などが活発に行われており、様々な研究者から遂行中の研究についてコメントやアドバイスを得られます。

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私は、研究とは人類が豊かに社会を発展させるために必要な新たなフロンティアを開拓することだ、と思っています。過去に人間が成し遂げてきたことを学ぶ勉強とは異なります。大学院は勉強よりも研究を主に行う場ですから、大学院で学ぼうとする皆さんには新たなフロンティアを是非とも見つけ出して欲しいと思います。私はプロの研究者となって20数年が経ちましたが、この間を振り返ると、研究のアイディアが浮かばなかったり、思う通りの分析結果が得られなかったり、苦労の連続でした。しかし、それでも研究者を続けてきたのは、研究にはこれまで誰も発見していない事実やエビデンスを見つけたときの感動、ワクワク感、そして楽しさがあるからです。皆さんもきっと研究の楽しさ、ワクワク感を感じてもらえると思います。中央大学経済学研究科で私たちと一緒に研究をしてみませんか。