総合政策学部教授 李里花が執筆したフランス語論文が、フランスの学術雑誌『Migrations Société』第37巻200号（2025年8月刊行）に掲載されました。
論文タイトルは「Les Coréens Chōsen-seki au Japon: une inclusion sous conditions（英訳：Chōsen-seki Zainichi Koreans: Conditional Inclusion）」です。本論文は特集号「Politiques migratoires et défis ethnoraciaux en Corée du Sud et au Japon（日本と韓国における移民と民族人種的課題をめぐる政治）」に収められています。
本研究は、朝鮮籍在日コリアンが日本社会においていかに「条件付きの包摂」として位置づけられてきたのかを検討し、法的曖昧性や社会的排除の問題を国際的な移民・マイノリティ研究の文脈で明らかにするものです。
総合政策学部教授 李里花の専門分野は歴史社会学、移民研究、環太平洋地域研究、コリアン・ディアスポラ研究です。
