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総合政策学部
総合政策学部長挨拶

総合政策学部長 松野 良一

松野 良一
総合政策学部長

「総合政策」って、何を学ぶところですか?

この質問を、私はもう、100回以上受けたような気がします。それだけ、一般の人には、分かりにくいことも事実です。
それでは、まず、総合政策学部は、なぜ誕生したのかという経緯から説明します。

「これまでの大学は、法学部は法学、経済学部は経済、と単一の学問を縦割りに学ぶシステムでした。しかし、国内外で発生する社会問題、社会現象は複雑に絡み合っています。これらを解決、解明するためには、複数の学問からアプローチすることが必要です。その視点から生まれたのが、総合政策学部です」

というのが、一応の模範解答です。
そして、これまでの大学が、象牙の塔に閉じこもって、せっかくの専門的知識を社会に還元してこなかったという反省から生まれた学部とも言われています。

じゃ、具体的には、どういうことをやるのでしょうか?

「つまり、エネルギー、環境、少子高齢化、生命倫理、地域過疎などから犯罪やいじめの問題まで、どう解決を図っていけば良いのかについて、法学から行政学、経済学、社会学、心理学、歴史学、宗教学、ジャーナリズムなど様々な領域を動員して総合的に考察していくトレーニングをします。そして最終的には、問題解決のための提言を行うことを目指しています」

そんなに、簡単に言うけど、うまくいくのでしょうか?

いや、ご指摘の通り、大変です。しかし、社会問題の発見・解決、あるいは社会現象、文化現象の解明について、関心を持って取り組む姿勢とリーダーシップを育成することはできます。

じゃ、どうやってトレーニングするの?

中央大学総合政策学部の特徴は、「知識の習得」-「徹底したディスカッション」-「プレゼンテーションや報告書の作成」という基本的なサイクルを自主的に学生がこなします。学部がある11号館にお越しいただければ、いつも白板を使って熱心にディスカッションしている学部生の姿を見ることができます。
さらに、現場での調査実習や関係者へのインタビューなどフィールドに出て行うアクティブラーニングを多く取り入れていることも特徴です。

問題や現象について、その解決や解明を行うためには、大学内での知識の習得だけでは不十分です。その現場に行って調査したり、考えたりするトレーニングが必要です。

問題のポイントは何か、何が原因となっているのか、エネルギー問題をどうするのか、なぜ貧困から抜け出せないのか、なぜ戦争は起こるのか、どうやって解決していけばいいのか。などを、徹底して資料を収集し読破し、ディスカッションし、現場に行き、関係者から聞き取り調査します。そして、最終的に解決策を探ります。

大学時代に、こうしたトレーニングを積むことによって、多様な能力を育成します。学生たちは社会人になったときに、組織内外で実力を大いに発揮できると思います。

中央大学総合政策学部は、「政策と文化の融合」というのもPRしているけど?

現代の若者は、グローバル化の時代に生きることになります。企業やNGO団体など、現代日本人の働く場所は、ますます海外へと広がっています。

「企業の進出先では、現地の文化や宗教・習慣・風土などをよく理解し尊重すべきです。日本のやり方をただ押しつけるだけだと摩擦が生じます。そのため、中央大学総合政策学部では、英語だけでなくアジア地区を中心に10の外国語を履修できますし、同時に多文化を学べるカリキュラムになっています」

語学は、コミュニケーションのための重要なツールです。言語を話せるということは、社会的・文化的・歴史的な視野と世界が広がっていくということです。異文化を理解する、敵対関係を解消する、相手を理解する上では、語学は極めて重要です。

中央大学総合政策学部の特徴を述べてきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

社会問題の発見・解決、社会現象や文化現象の解明を目的としていること。そのために、多様な学問領域を学ぶこと、外国語と多文化を学ぶこと、さらに、徹底したディスカッションで知恵を結集させるトレーニングを行うこと。また、大学内に閉じこもらずに、フィールドに出て調査、活動するアクティブラーニングを重視していることが特徴です。

まとめると、グローバル時代を生き抜き、リーダーとして活躍するための多様な能力を育成する学部が、中央大学総合政策学部であると言えるでしょう。