総合政策学部

総合政策学部 2年 今野陽介さんが代表を務めるボランティア団体「はまぎくのつぼみ」の活動が新聞に掲載されました

2018年02月22日

物産展開催準備のため現地を訪問するメンバー
今野さん(左)

政策科学科 2年の今野 陽介さんが代表を務める「はまぎくのつぼみ」は、本学ボランティアセンター公認学生団体の一つで、岩手県宮古市での支援活動を行っています。

 

この度「はまぎくのつぼみ」の活動の様子が、読売新聞、岩手日報、及び、河北新報で紹介されましたのでご案内します。

 

「はまぎくのつぼみ」は、春、夏、冬の長期休暇を利用し、宮古市で、コミュニティ支援、学童保育支援、田老地区でのフィールドワーク「学ぶ防災」などの活動を行っています。また、大学内外で物産展を年に数回行い、復興支援に取り組んでいます。

40人以上のボランティアメンバーをまとめる代表の今野さんに、2017年の活動について話を聞きました。

 

――宮古市の復興は進んでいると感じますか?
今野
 現在の宮古市は、道路が整備され、次々と新しい施設が建築されています。施設整備などハード面での復興は着々と進んでいますが、被災者の気持ちに寄り添ったソフト面でのバックアップは、まだまだ不十分だと感じています。

 

――ソフト面の支援としてどのような活動が必要と感じますか?
今野
 津波の被害を受けて仮設住宅で暮らしていた方々は、災害公営住宅に移り、新たな生活がはじまりました。中には新しいコミュニティに馴染めず、引きこもってしまう方も見受けられます。「はまぎくのつぼみ」は、新しいコミュニティへ参加しやすい環境を整えるために、人と人とのつながりを大切にした交流会を開催しています。2017年は、まだ参加したことのない方にも、この活動を知ってもらうために、現地の社会福祉協議会と協力して戸別訪問で参加の呼びかけを行いました。

 

――現地で活動するにあたって、大切にしていることを教えてください。
今野
 震災から7年が経ち、ボランティア活動を行う人も徐々に減っているのが現状です。被災地の方と信頼関係を築くために大切なことは、継続して現地に足を運ぶことです。震災を風化させないためにも、定期的に現地を訪れることを一番に考えています。

 

【2018年2月18日 読売新聞】

東北復興支援の成果報告 多摩の大学生「ボランティア参加を」

 

【2017年12月27日 岩手日報】
【宮古】被災者とフォトフレーム作り 中央大生が交流会
 

【2017年12月22日 河北新報】
中央大学の学生58名が東北や熊本の被災地でボランティア