総合政策学部

総合政策学部の2年生が「ボランティア活動写真展&物産展」で活動報告を行いました

2017年11月06日

10月22日~26日の5日間、多摩キャンパス中央図書館ロビーで「ボランティア活動写真展&物産展」が開催され、7つのチームで構成された「ボランティアセンター公認学生団体」のメンバーが今年度の活動紹介を行いました。

 

本学では、「ボランティアセンター公認学生団体」傘下の7チームが主体となり、様々な被災地支援ボランティア活動を行っています。その中から、総合政策学部の学生が代表を務める2つの団体の被災地支援活動をご紹介します。

 

「はまぎくのつぼみ」の活動について説明する
代表の今野陽介さん

「はまぎくのつぼみ」
総合政策学部 政策科学科 2年の今野 陽介さんが代表を務める「はまぎくのつぼみ」は、岩手県宮古市の支援活動を行う団体です。今年度は公営住宅でのコミュニティ支援、学童訪問、市役所聞き取り調査、企業訪問、田老地区でのフィールドワークなどを行い、新たな取り組みとして、宮古市の津軽石地区で開催された夏祭りに参加しました。また、物産展による復興支援を行っており、10月22日の本学ホームカミングデーにも出店しました。

 

――この団体を選んだ理由と代表のお仕事について教えてください。
今野 高校生の頃に岩手県に住んでいたので、岩手県の復興をお手伝いしたいという思いがありました。「はまぎくのつぼみ」はメンバーが40人を超える大きな団体のため、全員の意見をまとめるのは大変なこともありますが、現地の皆さんに「ありがとう」「また来てください」など温かな言葉をかけてもらえた時に、とてもやりがいを感じます。

「面瀬学習支援」の活動について説明する
代表の梅森隼さん(右端)

「面瀬(おもせ)学習支援」
総合政策学部 政策科学科 2年の梅森 隼さんが代表を務める「面瀬学習支援」は、宮城県気仙沼市面瀬地区の小学生を対象に、宿題指導と体験学習を行っています。数日間にわたって実施した勉強会では夏季休暇中の宿題に一緒に取り組み、勉強の後は児童と屋外で思い切り遊ぶ時間を設けました。その他の活動として夏祭りへの参加、面瀬ピクニック&ゴミ拾い、お楽しみ会などを企画・実行しました。これらの活動成果や改善点を反映して、12月にも現地で活動を行います。

 

――ボランティアを始めたきっかけと、携わってみて感じたことを教えてください。

梅森 大学生活をどう過ごすかと考えたときに、サークルよりもボランティアに時間を費やしたいと思いました。子どもが好きで、子どもたちのために今自分ができることしたいという気持ちから「面瀬学習支援」に入会しました。

ボランティアを始めて、こちらが教えること以上に子どもから教えられることが多く、人と人とのつながりによって支えられていると感謝の気持ちを持つことができました。

 

今後とも、学生の活動に暖かいご支援をお願いいたします。