元国際司法裁判所所長 小和田恆氏を招いて法学部講演会を開催いたしました

2023年6月29日（木）元国際司法裁判所所長小和田恆氏を講師に迎えて、法学部講演会「国際社会における法の支配とは何か」を開催いたしました。

 

今回の講演会は、小和田恆氏と本学法学部尾﨑久仁子教授とのご縁で実現したもので、尾﨑教授担当の「外交と国際法Ⅰ」の授業内で開催されたものです。

 

講演会では、小島千枝教授の司会進行のもと、尾﨑教授による小和田氏のご紹介に続き、ご講演いただきました。

講演の内容は

Ⅰ.社会秩序の規範的枠組み（Law of the Constitution）

Ⅱ.国際法秩序における「法の支配」を再構築するために求められるもの

Ⅲ.グローバル化する国際社会の「法の支配」確率に向けて

と３項目にわたって行っていただき、目まぐるしく変化する世界情勢と「法の支配」について講演いただきました。

 

茗荷谷キャンパス特大教室で行われた本講演会には、教室定員約５００名が満席となるほどの多くの学生が集まりました。講演会終了後の質疑応答に対して、小和田氏は、学生からの質問に長く外務省および国際機関の第一線でご活躍された視点からお話をしていただき、国際社会での活躍を目指す学生のみならず、法を学ぶ多くの学生たちに刺激のある貴重な時間を与えてくださいました。

 

茗荷谷キャンパスまでお越しいただきご講演いただきました小和田氏には、厚く御礼を申しあげます。また、ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

 

法学部では、今後も各種イベント、講演会を通じて「行動する知性。」を社会へ還元すべく様々な取り組みを進めて参ります。

 

 

 

以上