Eventイベント
生命科学科・専攻
第38回⽣命科学セミナー「小型魚類を用いた血管発生の研究」
- 日程
- 2026年7月17日(金)17:00-18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 5号館1階5135教室
- 日程
- 2026年7月17日(金)17:00-18:00
- 場所
- 後楽園キャンパス 5号館1階5135教室
- 講演者
藤田 深里
Misato Fujita, Ph. D.
中央大学 理工学術院/基幹理工学部・助教
- 内容
- 血管は、発生過程のごく初期から形成が始まり、
全身に張り巡らされる重要な器官である。 血管発生のメカニズムは脊椎動物間で高度に保存されており、 その共通性と種間に見られる多様性を明らかにすることは、 発生生物学的知見を深めるだけではなく、 再生医療や血管疾患研究の基盤としても重要である。
真骨魚類であるゼブラフィッシュ(Danio rerio)やメダカ(Oryzias latipes)は胚発生過程において体が透明であるという特徴を持ち、 生きたまま観察できることから、発生過程を可視化・ 解析するための優れたモデル生物である。特に、 哺乳類など胎生動物では困難な、 細胞レベルでの血管発生の時空間的な観察が可能である点に大きな 利点がある。
本講演では、これまでに取り組んできた研究(メダカの血管発生解剖アトラスの作製、 血管内皮細胞特異的蛍光トランスジェニック魚の作製、 心血管変異体の解析、 ゼブラフィッシュ後脳血管系の構築過程の解析、 メダカ胚尾部血管系の形成様式の解析)を紹介するとともに、 今後取り組む血管発生の動態、および、 分子メカニズムの解明を通して、 真骨魚類における血管発生の普遍性および多様性について展望する 。 学生、大学院生、教員ほか、ご興味のある方はどなたでも聴講できます。問い合わせ先:徳山 奈帆子(Tel: 03-3817-1886, E-mail: ntokuyama653@g.chuo-u.ac.jp)