総合政策学部

【総合政策学部】中央官庁リレー講座(川口康裕特任教授)にて外務省領事局海外邦人緊急事態課 篠木氏による特別講義を実施

篠木慎氏

11月14日(金)1時限に行われた特別講義において、外務省領事局海外邦人緊急事態課課長補佐 篠木慎氏を講師としてお招きし、海外における邦人の安全対策と緊急事態発生時の危険地域からの退避について講義をいただきました。

篠木氏は、総合職として入省後に、ロシア語の在外研修を経て、在ロシア大使館で外交の最前線で経験を積まれました。この日の講義では、海外における邦人の生命・身体の保護を担う「領事局」の役割や、渡航者に向けて発出される「危険情報」の仕組み、テロや政変時などにおける退避の実際について説明をいただきました。

ロシア、英国での在外研修や大使館勤務での実体験、自国民退避のための韓国や豪州などとの連携を含め、通常知ることのできない現場の「戦略的思考」についてもお話しいただきました。

学生からは「入省後に一から通訳業務レベルまで専門言語を習得する教育体制」に驚くとともに、「国民の命を直接守る仕事に感銘を受けた」「外交官の言動は国際関係の緊張や価値観の違いを可視化するもの」といった感想が数多く寄せられ、外交という華やかなイメージの裏にある複雑なプロセスや役割分担を学ぶ貴重な機会となりました。

2025年度中央官庁リレー講座において、外務省以降に講師を招聘して実施した特別講義のテーマは以下の通りです(12月19日時点)。
・厚生労働省:介護保険制度の意義とこれからについて
・国土交通省:首都圏空港の機能強化
・文部科学省:幼児教育はなぜ重要か?
・金融庁:サステナブルファイナンス推進の取組
・会計検査院:高速道路の土砂災害対策に関する会計検査等

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