総合政策学部

総合政策学部 中村周史ゼミが2023年度「WEST論文研究発表会」で分科会賞を受賞しました

2023年12月19日

12月2日・12月3日の2日間にわたって開催された2023年度「WEST論文研究発表会」(於:同志社大学)において、総合政策学部 中村周史ゼミ(AI・データサイエンス演習)の3年生が参加し、出田隼也さんと丸野雄一さんの共同論文が「分科会賞」を受賞しました。 
 
WEST論文研究発表会は、様々な社会問題に対して原因を実証的に明らかにし、その結果に基づいた実現可能性のある政策提言を行うことを目的として、毎年開催されています。本発表会は大阪府と京都府の正式な後援を受けており、第23回となる2023年度は全国から多くの大学が参加し、計71の論文が発表されました。テーマ分野ごとの分科会では、行政実務家と専門家の2名が論文審査と発表審査の2段階審査を行い、その中で優秀な論文が表彰の対象となります。
 
中村ゼミは「日本の金融リテラシーを高めるために:実証研究に基づく政策提言」のテーマに関する論文発表を行いました。その結果、「財政・金融」分科会において最も優れた論文として「分科会賞」を受賞しました。なお、本研究は12/8に行われたリサーチフェスタ本選においても「優秀賞」を受賞しています。また、総合政策学部プロジェクト奨学⾦(学部⻑賞)およびAI・データサイエンス全学プログラムの支援の下、実施されています。

 

出田隼也さんと丸野雄一さんに受賞のコメントをいただきました。

この度WEST論文研究発表会にて分科会賞を受賞出来た事大変光栄に思います。これもひとえに中村先生のご指導、同じゼミ生の支えがあってこそだと思います。本研究では、大学生の金融リテラシーを向上させるために何が必要か、何が大学生の金融教育普及を阻害しているかを分析しましたが、研究で明らかになってない点、稚拙な表現などまだ改善できる点はあると考えております。今回の受賞で満足せず、気を引き締めてこれからも精進して参ります。