総合政策学部

2017年度 中央大学学生奨励賞合同授与式が行われました

2018年04月02日

3月19日(月)多摩キャンパスにおいて、2017年度中央大学学生奨励賞合同授与式が行われ、総合政策学部から10組28名が各賞を受賞しました。

 

各奨励賞受賞者は以下の通りです。

 

第31回  渋谷健一奨励賞

【学術・文化の部(団体)】
国際政策文化学科 3年 會田野乃花さん 総合政策学部「専門演習」B29調査班 他11名
【体育の分野(個人)】
国際政策文化学科 4年 村上未紘さん

 

第25回  三重野康・髙木友之助記念学術奨励賞

政策科学科           3年 蔵満拓哉さん 北見耀子さん 澁谷果林さん 堀部直也さん

 

第35回  学員会会長賞
【学術・文化・社会の分野】
国際政策文化学科 4年 小貫寛哲さん
政策科学科    4年 吉田琴乃さん

 

第2回  学員会会長奨励賞
【学術・文化・社会の分野】
政策科学科    3年 阿部由美穂さん
国際政策文化学科 4年 鈴木崇允さん
政策科学科    2年 今野陽介さん (ボランティアセンター公認学生団体「はまぎくのつぼみ」として)
政策科学科    2年 梅森隼さん  (ボランティアセンター公認学生団体「面瀬学習支援」として)
政策科学科    3年 小島朋之さん 山本真斗さん 阿部由美穂さん 諏訪哲広さん 林和輝さん

 

 

第31回 渋谷健一奨励賞

国際政策文化学科 3年 會田野乃花さん(左)と
政策科学科 3年 渡邉七海さん
(外国特派員協会ジャーナリズム奨学金授賞式より)

【学術・文化の部(団体)】

国際政策文化学科 3年 會田野乃花さん

総合政策学部専門演習B29調査班 他共同者11名

 

総合政策学部専門演習B29調査班 (12名)が、日本全国にあるB29の慰霊碑をリサーチしたルポルタージュ「日本全国B29慰霊碑物語」が、日本外国特派員協会主催のジャーナリズム奨学金「The Swadesh DeRoy Scholarship(スワデシュ・デロイ奨学金) 」のPhoto(写真)部門で第1位を受賞しました。この「日本全国B29慰霊碑物語」は、『中央評論』第299号 特集(出版元=中央大学出版部)として出版されています。

国際政策文化学科 4年 村上未紘さん

【体育の分野(個人)】

国際政策文化学科 4年 村上未紘さん


村上さんは、8月の全日本学生自動車連盟主催「全日本学生ジムカーナ選手権大会」に出場し、個人・団体共に昨年に続く2度目の優勝を達成。11月の「平成29年度全日本学生自動車運転競技選手権大会」では、競技種目フィギュア「女子小型乗用の部」で個人優勝、団体の部で優勝。また、1年間で獲得した順位の合計点で競う「平成29年度全日本学生自動車連盟年間総合杯」女子個人の部で総合優勝を達成しました。

 

第25回 三重野康・髙木友之助記念学術奨励賞

政策科学科 3年 左から 澁谷果林さん 蔵満拓哉さん
堀部直也さん 北見耀子さん

政策科学科 3年 蔵満拓哉さん 北見耀子さん 澁谷果林さん 堀部直也さん

 

共同研究論文 「奨学金の延滞問題について : 教育投資に関する内部収益率の観点から」が、2017年度「WEST論文研究発表会」において、全68篇の論文の中で最も優れた分析を行った論文に与えられる「現状分析賞」を受賞。また総合政策学部の「リサーチフェスタ2017」では「最優秀賞」を受賞しました。

本論文では、日本の奨学金制度が抱える延滞問題について、延滞発生要因を教育投資の内部収益率の観点から実証的に明らかにし、その結果に基づいて奨学金延滞を抑制するための仕組みを提言しています。

第35回 学員会会長賞

国際政策文化学科 4年 小貫寛哲さん

【学術・文化・社会の分野】

国際政策文化学科 4年 小貫寛哲さん

 

ゼミのインドネシア研究で感じてきた、日本とインドネシアのあるべき姿をインドネシア語でまとめた「日本とインドネシアの新しい関係~価値あるインドネシアの寛容~」が、インドネシア教育文化省主催の「エッセイコンテスト」において最優秀賞を受賞。

本研究は、首都ジャカルタなどで調査を行い、インドネシア人の暮らしや思想理解を追求しました。地道な調査活動や、調査結果から得られた歴史の分析などが高く評価されての受賞となりました。

政策科学科 4年 吉田琴乃さん

【学術・文化・社会の分野】

政策科学科 4年 吉田琴乃さん

 

2016年度全日本フラ選手権「ミズ・フラ・ジャパン・ソロ部門」で優勝。同大会はハワイの著名なアーティストの厳正な審査によるフラの全国大会であり、フラを通じてハワイの文化や歴史を伝えることを目的としています。また、審査員による面接もあり、舞踊技術だけではなく、競技者の知識レベルも評価の対象となりました。

この大会での優勝が評価され、フジテレビ「めざましテレビ」の密着取材を受け、番組内「キラビト!」のコーナーに出演。趣味のフラと学業を両立させる日々の様子が全国放送(2017年11月8日)で紹介されました。

第2回 学員会会長奨励賞

政策科学科 3年 阿部由美穂さん

【学術・文化・社会の分野】

政策科学科 3年 阿部由美穂さん

 

「平成29年度内閣府国際青年育成交流事業」の日本青年団に選ばれ、ドミニカ共和国に派遣されました。この事業は、日本と諸外国の青年との交流によってグローバルな視野を育て、国際社会でリーダーシップを発揮できる人材を育成することを目的としています。訪問先では、現地青年との合宿ディスカッション、国際協力活動などを行いました。帰国後は皇太子殿下ご臨席のもと、外国招聘青年と共に国際青年交流会議に参加し、各テーマに対する各国の状況や考え方を説明・共有し、一層の相互理解に努めました。

国際政策文化学科 4年 鈴木崇充さん
(インドネシア宗教大臣 国際セミナーでのインドネシア語で
プレゼンテーションを行う様子)

【学術・文化・社会の分野】

国際政策文化学科 4年 鈴木崇允さん

 

インドネシア共和国外務省主催の「インドネシア文化・芸術奨学金プログラム」の日本代表に選出。世界各国からインドネシア芸術に興味を持つ若者が集まり、インドネシアの民族文化、歴史、芸術、舞踊などを集中的に学びました。鈴木さんは、これまで加藤ゼミを通してインドネシアや他の東南アジアの国々で、イスラームの社会的役割や異宗教との共存などについてフィールドリサーチを行ってきました。インドネシア文化を真摯に研究する姿勢が評価され、今回の選出に至りました。

政策科学科 2年 梅森隼さん(左)と今野陽介さん

【学術・文化・社会の分野】
政策科学科 2年 今野陽介さん

(ボランティアセンター公認学生団体「はまぎくのつぼみ」)

 

東日本震災被害の大きかった市町村の中で、東京からの距離が最も遠く、支援が届きにくい岩手県宮古市での活動を継続しています。2017年夏季はYahoo!募金の夏休み「学生ボランティア」被災地復興活動支援助成プログラムの助成を受け、コミュニティ支援、学童保育支援を実施。被災地の企業を訪問し、現地の状況・商品を知ったうえでの物産展を継続。被災の風化防止と経済的支援に努め、行政との連携も取れていることから対外的に高い評価を受けています。

 

【学術・文化・社会の分野】
政策科学科 2年 梅森隼さん(ボランティアセンター公認学生団体「面瀬学習支援」)

 

宮城県気仙沼市面瀬(おもせ)地区の小学生に向けた学習支援を行っています。小学生たちは、震災後の環境の変化に影響を受けながらも、学生が毎年継続して出向いた結果、中学生になっても学生を頼って活動に遊びに来ています。2017年夏季は、Yahoo!募金の夏休み「学生ボランティア」被災地復興活動支援助成プログラムの助成を受け、市議会議員やNPOとの協働で活動を行いました。現地の小・中学生と真摯に向き合う姿勢が高い評価を受けています。

 

政策科学科 3年 左から 阿部由美穂さん 小島朋之さん
山本真斗さん

【学術・文化・社会の分野】
政策科学科 3年 小島朋之さん 山本真斗さん 阿部由美穂さん 諏訪哲広さん 林和輝さん

 

第17回WEST論文研究発表会において、論文「家族介護と仕事の両立」を発表し、各分科会で最も優れた論文に対して贈られる「分科会賞」を受賞。同論文では高齢化により深刻化する介護離職の問題に焦点を当て、現行の介護福祉政策のうち有効な制度・政策を実証的に分析しました。その結果に基づいて、企業の介護休業制度に関する説明義務化や地域サテライトケアの拡充、介護施設入居に関する金融商品の提案を行ったことが評価されました。