総合政策学部

中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金表彰式・交流会を開催しました

2016年06月30日

学長賞 表彰式の様子

6月20日(月)多摩キャンパスにおいて「中央大学学長賞・学部長賞給付奨学金 表彰式・交流会」を開催しました。

 

総合政策学部では、この奨学金を「プロジェクト奨学金」として学生研究活動への経済支援を行っています。

 

本奨学金は、2014年度より新設された奨学制度で、各学部で厳正な選考が行われ、本年は学長賞(各学部1名)・学部長賞(全学部合計147名)合わせて153名に授与されました。式典は、学長、学部長、学生部長・奨学委員長が臨席、奨学生が参集しました。

 

表彰式では、酒井学長より「この奨学金は、本学の活性化に資する学生を採用する制度です。この奨学金を十分に有効活用して、勉学はもちろん、文化活動、ボランティア活動、サークル活動に力をつくし、学生生活を大いに意義深いものになるようにしていただきたいと思います。」との挨拶と、表彰状の授与がありました。学長賞受賞者6名からは、受賞の喜びと、今後取り組む研究への熱いスピーチがありました。続いて学部長賞の授与、記念撮影、交流会が行われました。

Akihiro Sakurai
国際政策文化学科3年 櫻井 章浩さん

学長賞 国際政策文化学科3年 櫻井章浩さんのコメント

 

私は、アニメと旅行が好きです。この2つを組み合わせた研究ができないかと考え、「アニメ聖地巡礼を用いた地方活性化」というテーマで1年間研究をすることに決めました。これは、アニメのイベントを通して、地方活性化を目的としているプロジェクトで、今年はその要素を明らかにする研究を行います。来年はその要素を用いて、実際に自分で町おこしを行いたいと思っているので、来年も奨学金をいただけるように、この結果に甘んじることなく常に先を見すえて、より良い成果、より良い中央大学への貢献ができるように日々頑張ります!

Yuta Naniwa
政策科学科3年 浪花 悠大さん

学部長賞 政策科学科3年 浪花悠大さんのコメント

 

これまでゼミの先輩方が「元気な街・秋田」の構築を目標に行ってきた、高齢者コミュニティーの創出、秋田のJリーグクラブと協同で取り組んできた「まめの木プロジェクト」を引き継ぎ、今年度は昨年よりイベント数を増やし、規模を拡大することで、このプロジェクトが秋田に根付き、持続可能なプロジェクトとなることを目的として取り組んで行きます。

 

他受賞者からのコメント

 

・私には縁遠いと思っていたプロジェクト奨学金でしたが、ゼミの先生から頑張ってみないか?と勧められて応募しました。インドネシアへ現地調査に行く予定です。(国際政策文化学科3年)

・この奨学金で、夏休みを利用し40日間かけて四国遍路に行ってきます。お遍路さんを取材し「人間の二面性」についての調査をまとめたいと思っています。(政策科学科4年)

・就職活動が一段落ついたので、ヨーロッパへデータ移転の規制について調査に行きたいです。(政策科学科4年)

総合政策学部のプロジェクト奨学生は以下の通りです。

 

学長賞

学科 学年 氏名 プロジェクトタイトル
国際政策文化学科 3年 櫻井 章浩 アニメ聖地巡礼を用いた地方活性化

学部長賞                                   (五十音順)

学科 学年 氏名 プロジェクトタイトル
政策科学科 2年 浦田 圭祐 首都圏で溢れ出る高齢者問題にいかに対応するのか?
:日本版CCRCの検証
国際政策文化学科 3年 小貫 寛哲 イスラームの社会的役割
~インドネシアの洪水時の救助活動を通して~
国際政策文化学科 3年 小島 裕貴 多摩川で大量に増え続ける野良猫の実態と動物管理政策
~動物福祉先進国・ドイツから学ぶ~
政策科学科 4年 蔦森 杏奈 テロ対策における暴力的過激主義対策
(Countering Violent Extremism;CVE)の有効性に関する一考察
~コミュニティーポリシングに注目して~
政策科学科 3年 浪花 悠大 まめの木プロジェクト
~元気な街秋田を目指して~
政策科学科 4年 奈良 瞳 データ移転の規制とグローバルビジネス
政策科学科 3年 平安山 絢可 5000キロの大航海「豚輸送作戦」
~沖縄の戦後復興支援~
政策科学科 4年 松田 大輔 四国遍路に見る“聖”と“俗”