総合政策学部

総合政策学部教授 平野晋監修の番組『知の回廊』第91回「サイバー法という新たな法律学~インターネットの自由と法規制~」YouTube公開のお知らせ

2013年03月15日

中央大学総合政策学部教授・平野晋の専門は民事法学、サイバー法学。
製造物責任法と不法行為法、インターネット法、アメリカ契約法、などをテーマに研究を進めています。

このたび、平野晋監修の番組・中央大学『知の回廊』がYouTubeにて公開されましたのでご案内いたします。下のリンク1をご覧ください。

また、2013/3/29(金)19:00~京王プラザホテル八王子において平野晋教授による特別講演会が開催されます。詳細と申込方法は下のリンク2をご覧ください。


中央大学『知の回廊』第91回「サイバー法という新たな法律学~インターネットの自由と法規制~」
公開日: 2013/03/04 監修:平野 晋 教授(総合政策学部)

情報化社会と呼ばれて久しい現在。私たちの身の回りには、インターネットを中心とした、さまざまなサービスやビジネスがあふれています。Eメールによる連絡から、電子商取引、広告、ブログ、掲示板、ソーシャル・ネットワーキング・サービスなど...。もはや私達の暮らしは、ネットワークと切り離して考えることはできません。
しかしその一方で、インターネットならではのトラブルも増加しています。迷惑メールやオークション詐欺、著作権侵害、個人情報の流出や名誉毀損、サイバーテロなど、数え切れないほどの問題を抱えていることも事実です。
このようなネットワークの世界のことを『サイバースペース』と言いますが、いま、このサイバースペースにおける法律、いわゆるサイバー法の整備が求められているのです。
現在の日本には、サイバー法という法律はありませんが、今や現実の社会と同様に、サイバースペースでの個人の人権を守り、ネットワークの発展を決して阻害することなく、様々な問題解決を目指した法整備が必要とされています。
インターネットの自由を制限する法規制は、どこまで及ぼされるべきでしょうか?
ネットワーク社会をとりまく現状とその課題、未来への可能性を見据えた、サイバースペースの法整備を考えます。

2012年度制作