2001年3月13日
中央大学図書館
「中央大学図書館図書の紛失等に対する損害賠償及び館外貸出停止に関する細則」第五条第2項第二号の規定に基づき金銭弁償する際の金額は、以下の通りとする。
ただし、同一図書の入手は困難であるが、資料の性質上、蔵書として不可欠であると判断されるときは、他機関への複写依頼等により複写物を入手する。この場合の金額は、複写料金と製本費用を合算した実費とする。
なお、評価額は、時価と隔りが生じた場合には見直しを行い修正する。
文庫・新書 | 文庫・新書以外の図書・資料 | 未製本雑誌 | 製本雑誌 | |
---|---|---|---|---|
和資料 | 600円 | 1,800円 | 900円 | 5,500円 |
洋資料 | 1,800円 | 5,400円 | 2,700円 | 16,500円 |
文庫・新書 | 文庫・新書以外の図書・資料 | 製本雑誌 | |
---|---|---|---|
和資料 | 600円 | 7,600円 | 5,500円 |
洋資料 | 2,400円 | 22,800円 | 16,500円 |
(注)評価額の算出方法
1.管理備品および消耗品
「出版指標・年報/1999年版」(全国出版協会出版科学研究所1999年4月)の1998年の出版統計を参考に、以下のように算出した。
①和資料の「文庫・新書」は文庫本の平均価格(563円)から600円とする。
②和資料の「文庫・新書以外の図書・資料」は5つの主題(歴史・地理、社会科学、自然科学、工学、産業)の平均価格(1,744円)から1,800円とする。
③和資料の「未製本雑誌」は8つの主題(綜合、文芸、経済、社会、教育、法律、科学、工学)の平均価格(873円)から900円とする。
④和資料の「製本雑誌」は、未製本雑誌4冊分(900円×4冊=3,600円)と製本費用(1,830円)の合算額(5,500円)とする。
⑤洋資料はすべて為替相場および購入手数料等を加算して和資料の3倍とする。
2.固定資産
①「文庫・新書」については、和資料は「管理備品および消耗品」に準ずるが、洋資料は和資料の4倍とする。
② 「文庫・新書以外の図書・資料」については、和資料はCHOIS所蔵データの平均単価(3,822円)の2倍(10円単位は切捨て)、洋資料は和資料の3倍とする。なお、平均単価は、1994年4月1日付で実施した固定資産を再把握した際の一般図書(和洋共)の平均単価(=総資産額÷総冊数)である。
③ 「製本雑誌」は和資料・洋資料とも「管理備品および消耗品」に準ずる。
3.和資料と洋資料の区分は、CHOIS所蔵データの「資料取扱区分」による。
以上