国際情報学部

日本オラクル株式会社に内定

日本オラクル株式会社に内定! 清田将裕さん

iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。

浪人時代終盤にそれまで苦手だった数学が好きになり、大学でも数学を主に学びたいと思うようになりました。しかし、当時文系学部への進学を念頭に置いていた私は、その時点で理系学部に進路変更することは難しく、その思いを諦めかけていました。
そんな中、たまたま友人に誘われた中央大学の説明会に参加した際、iTLのことを知りました。iTLの入試が文系型でありながらも、データサイエンスや統計学を学べることを知り、数学的な思考を活かすならiTLしかないと思い、入学を決めました。

iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。

データサイエンスに興味を持って入学したため、実際に自分の手を動かし、考えながら分析する「データサイエンス基礎」の授業は興味深かったです。Excelを用いてタイタニックの生存者の予測を行う等、実社会のデータに触れることができたのも刺激的でした。
また、情報とビジネス戦略をどのように結びつけて事業を発展させていくかを様々な企業の事例から学ぶ「情報戦略論」は、私の就職活動にも影響を与えてくれた科目です。これまで何気なく使っていたサービスの裏側を知ることができ、初めて目にするサービスを利用する際には、iTLで学んできた知識をベースとして、そのサービスの特性を考える癖がつきました。

ゼミでの研究テーマを教えてください。

「AIが人間社会にもたらすインパクトとそこから見えてくる人間の在り方」をテーマにしています。
AIの誕生から進化をたどり、現在の第3次AIブームの社会的影響、各国で導入されているAIについて見識を深めつつ、過剰なAI開発の末にたどり着く未来について考察しています。人間の幸福を実現するために開発されたAIは、他方で、他の人間の人権を蔑ろにする可能性もあります。真の人間中心型AIを実現するための方法についての提案や手法、そしてAIと人間のこれからの在り方について研究を進めています。

ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。

まずは「プロジェクトマネジメント能力」。ゼミでは学会で論文を発表する複数の機会に恵まれました。そのプロセスの中で、チームをいかに前進させていくか、いかに最高のアウトプットを日々出し続けるか考え続けました。その結果、学会発表を成功に導くことができました。そのマインドは、アルバイトや他の授業でのグループワークでも大いに活かすことができています。
そして、「多角的な視点」。AIを始めとする最先端の技術について、技術面・倫理面・法学という様々な視点から考察を行うゼミでは、単一的な視点ではなく、多角的な視点からアプローチすることの大切さを学びました。日々の生活においても、多角的な視点の必要性を感じています。

学会発表

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

カフェのオープニングメンバーとしてのアルバイトに力を入れてきました。業務の効率化に向けた具体的な施策を考え、マネージャーに提案、それらを実行に移すことで店舗の円滑な運営と発展に貢献してきた自負があります。現場での店舗運営だけでなく、SNSの運用管理やデリバリーアプリの管理、Googleビジネスの管理など現場を超えた仕事を任せてもらえるようになりました。

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

クラウド業界の今後の発展に期待したからです。DXが急務となっている今、クラウド業界での業務を通して、市場価値の高い人材になることができると確信しています。内定先の日本オラクルは、外資系企業。能動的な行動は日系企業でも求められると思いますが、それがより顕著である風土に惹かれました。自分がやるべきことは自分で見つける、自分のキャリアは自分で開拓していく、ここでなら、iTLでの学んだことを遺憾なく発揮できると思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

受験生の皆さん、日々の受験勉強本当にお疲れ様です。皆さんは、毎日様々なプレッシャーと闘っているかと思います。先の見えない進路に対して不安になることもあると思いますが、自分自身を信じて日々進み続けてください。きっと大丈夫です。大学受験は、人生の中でもビックイベントの一つですが、進む大学や学部でその後の人生が決まるわけではありません。これからも自分の体調に気をつけながら、日々学生生活も楽しみながら受験勉強に取り組んでください。
私はiTLに入学して本当に良かったと思っています。受験校を決める際に、中央大学国際情報学部も選択肢の一つとして入れていただければとても嬉しく思います。