国際経営学部

国際経営学部の学生が、国際ビジネスを展開する台湾企業を訪問し、その後、台湾での国際学術学会にて査読付き投稿論文の研究発表を実施するとともに南臺科技術大学と中央大学との学生交流を行いました

2025年11月3日から5日にかけて、中央大学 国際経営学部の学生9名(中村潤研究室所属)が台湾に出張し、国際交流や学会発表等を実施しました。

11月3日は、台北にあるDynalab Inc.という新規事業を手掛ける企業を訪問し、同社のFisher Lee(李 振瀛)社長ほか同社経営陣と台湾企業の特徴や世界展開についての講話やデモンストレーションを含めた新規事業のサービスの紹介いただき、種々意見交換を行いました。

台南での国際学術会議(The 21st International Conference on Knowledge-Based Economy and Global Management)では11月4~5日の2日間にわたり参加しました。国際経営学部・学生からは、2件の投稿論文の査読を経て採録し、研究発表に至りました。1本目は加藤真帆さん(学部3年生)をリーダーとする学生チーム5名(加藤真帆さん、淺地真梨唯さん、土田夏望さん、井本詩さん、松野雄一郎さん)が「Gap Analysis of Agreement between Self-Evaluation and Others’ Evaluation」と題して、MBTIフレームワークに基づく自他の評価ギャップの分析と考察を発表しました。Q&Aでは、他にも自己分析ツールがある中でMBTIを選んだ理由や引用時の注意事項などのアドバイスをいただきました。2本目は濱 蒼果さん(学部3年生)をリーダーとする学生チーム4名(濱 蒼果さん、宮里良春さん、中宮宏基さん、吉野裕祐さん)が「Stress-Relief Behavior for Internal and External Stress: A Hobby-Focused Approach」と題して、ストレス解消の手段として趣味に着目し、ストレスと趣味のタイプとの関連性について分析と考察を発表しました。Q&Aでは、教育現場において学生のストレス緩和に向けた応用可能性や、ターゲット層を年齢や国籍を広げた場合の結果をどう推察するか等についてディスカッションしました。

11月4日の会議の後、南臺科技大學と中央大学との学生同士の交流会が下記のリンクのように企画され、素晴らしい国際コミュニケーションの機会となりました。

https://www.dropbox.com/scl/fi/1an261sosfj6vh5kfjd70/Interaction-Grouping.pdf?rlkey=7w7k5nfx4l58l21c0dapoxos4&dl=0

南臺科技大學が、日台学生交流会に参加するメンバー全員に特別に作成していただいたストラップ

国際経営学部では、学部生であっても海外の国際学会において研究発表を行うなど研究活動を積極的に行い、国際交流を深め、海外でのコミュニケーションの場を通じた体験型の学びを今後もしてまいります。