「販促会議 企画コンペティション」(通称:販促コンペ)は、雑誌『販促会議』が主催する全国規模のアイデアコンテストです。協賛企業が提示する商品やサービスのプロモーション課題に対して、解決策となるアイデアを企画書形式で募集します。
第17回となる今回は、16の課題に対して5,195点の応募が寄せられ、一次審査を通過した300件(通過率5.77%)の中から、国際経営学部でキャッチコピー・ネーミング論や広告文案演習を担当する飯田朝子教授が協賛企業賞を受賞しました。

飯田教授が取り組んだのは、福岡発祥の老舗もつ鍋店「楽天地」の課題で、テーマは「ご来店のお客様が、その場で楽天地の『もつ鍋セット』を注文したくなるアイデア」。店舗での飲食体験に関するアンケートデータをもとに、店内にいる間に自宅用やギフトとしての購入を促進するとともに、継続的な利用につながる関係構築の仕組みを提案しました。
受賞作品「そこから『ラッキー!』プロジェクト」では、外食産業におけるデータ分析と、レアな商品に出会った際の消費者心理を踏まえ、費用対効果が高く、店舗オペレーションへの負荷が少ない販促ソリューションを提案しました。
2025年9月25日、赤坂インターシティコンファレンスで行われた「第17回 販促会議 企画コンペティション」贈賞式にて表彰状が授与され、飯田教授は「学生たちと共に取り組んだコンペティションで高い評価をいただけて、とても光栄です。これからも販売促進につながるユニークなビジネスアイデアを提案し続けたいと思います」とコメントしました。
国際経営学部では、教員自らが実践的な挑戦を重ねることで、ビジネスの現場で即戦力となる人材の育成を目指しています。