国際経営学部

【国際経営学部】三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社寄付講座「グローバル経営と経済社会政策研究」を今年度も開講中

国際経営学部は、総合シンクタンク・コンサルティングファームである「三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社」の協力を得て、2021年度春学期より「特殊講義A(グローバル経営と経済社会政策研究)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社寄付講座」を開講しています(担当:国際経営学部教授 国松麻季)。

5年目となる今年度も、同社において調査研究やコンサルティングの前線で活躍する17名のプロフェッショナルが、経済社会政策の様々な側面を輪講形式で順次取り上げ、履修生との対話を多く取り入れながら現状と課題について掘り下げていきます。

    第1回講義「企業のデジタルトランスフォーメーション」吉本陽子主席研究員

4月11日に実施した、今年度第1回の講義では、同社産業創発部の吉本陽子主席研究員より「企業のデジタルトランスフォーメーション」と題し、デジタライゼーションがもたらすインパクト、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実践しているビジネスモデル、デジタル化がもたらした新たなグローバル競争などについてお話しいただきました。また、同社より柴田義久取締役専務執行役員・政策研究事業本部長と、初年度よりご尽力くださっている地域政策部の横山重宏主席研究員からも履修生たちに励ましのお言葉をいただきました。

 

講師をお勤めくださる皆様を統括される柴田義久取締役専務執行役員・政策研究事業本部長よりご挨拶

第2回の講義では、同社経済財政政策部の原田昌彦主席研究員より「国境を越える交通・運輸・物流」と題し、航空・海運とグローバル経営との関係についての考察を深めるご講義をいただきました。第3回の講義では、同社持続社会部の前河一華副主任研究員、地域政策部の片平春樹研究員より、「日本の観光を取り巻く現状と動向、今後の課題」と題し、各地の豊富な実例とともに観光政策や課題についてご紹介いただきました。いずれも国際経営学部生の関心を喚起する内容で、活発な質疑応答が続きました。

 

履修生からは、「自分にとっては難しいテーマだと最初は感じていたが、論理的・具体例な説明により、イメージが掴みやすく学びが深まったと感じた」「これからの大学生活でビジネスを学ぶ意識が高まるきっかけになった」「ケーススタディや海外との比較が日本についえ理解を深める機会となった」「今後のキャリアを考える上でも大いに参考になった」といった声がありました。

国際経営学部は、本寄附講座をはじめとする正規科目や課外活動において、ビジネスや研究の最前線で活躍する専門家から直接学ぶ機会を数多く提供しています。

 

 

 

 

第3回講義「日本の観光を取り巻く現状と動向、今後の課題」

前河一華副主任研究員、片平春樹研究員→

【2025年度春学期のテーマ】

■グローバルバリューチェーン

「企業のデジタルトランスフォーメーション」「国境を越える交通・運輸・物流」「日本の観光を取り巻く現状と動向、今後の課題」「国境を越える人の移動」「我が国のスタートアップ・エコシステムとスタートアップ政策」「世界の中の日本の農業」

■SDGs

「気候変動と企業経営」「循環経済型ビジネス」「地域共生社会」「政策評価(EBPM、ナッジの活用等)」

■業種横断的な課題

「企業経営における知的財産の役割と昨今の潮流」「グローバル企業と税」「地域の国際化と活性化」「ダイバーシティと自律的なキャリア形成」