国際経営学部

冨田 あかり

プロフィール

内定先 Amazon Japan
入学年度 2020年度
冨田あかり

GLOMACを進学先に選んだ理由を教えてください。

 私は附属高校出身で大学進学時に他大受験も考えましたが、丁度GLOMACが新学部として創設されました。「大学4年間を通してどんな人間になりたいのか」思いを馳せた時に、今後グローバル化が進む世界で英語を使って働けるようになりたい、自分の可能性をできるだけ広げられる大学生活にしたいと考えました。
 また幼い頃から興味があった経営分野を英語で学べるGLOMACの学習環境はまさに理想的で、呼ばれている!?気がして入学を決めました。結局私達の代はコロナで行けませんでしたが、学部留学が必須なのも大きな決め手でした。

GLOMACの授業科目の中で最も印象深かった科目とその理由を教えてください。

戦略経営論と倒産分析論です。
 戦略経営論は、グローバル競争環境下の経営の動態を、理論と具体的なグローバル企業のケースとの対比を通して学びました。現代では街の至る所に点在する外資企業や有名ブランドが己の利益を最大化するために、様々な手法を用いたり組み合わせたりして海外進出していることに気付き興味深かったです。
 倒産分析論では、企業が開示する有価証券報告書を用いその見方や分析法を習いました。今まで意識したこともなかった企業の経営状況や時代背景との関連を紐解いて、過去・現在・未来を垣間見る作業が非常に面白かったです。実際に就活にも役立てられる内容で履修してよかったと思える授業の一つです。

ゼミで取り組んできたこと、成長できたと思うことを教えてください。

 ゼミでは、2~3年次は主に少人数グループでのプレゼン、4年次は卒論制作に取り組みました。テーマに関しては自由度が高く各自の興味関心に沿う形だったので、私は留学先の授業で学んだ「人々の意識の根底にある価値観や慣習が文化を形成する」という観点を深掘りすべく「Evolution of Ready-to-Eat Products in the Context of Changing Family Diversity 家族の形の多様性と購買傾向の変化による食の簡便化について」と設定しました。日本で根強く蔓延る性別役割分業の意識について実際にアンケートを行い、その歴史的背景や家事分担の実態について調査しました。
 英語での執筆に求められる学問的な能力だけではなく、論理的思考力やタイムマネジメント、情報探索力等、今後の人生においても必要な多くのスキルを学べたように思います。

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

 ソングリーディング部 Garnet Girls(Garnets)に所属していて大学最初の3年間は部活の記憶しかないです笑 週4~5日ハードな練習は正直滅茶苦茶辛かったですが、今思えば色々な感情を味わい仲間と一つの目標に向かって汗を流した日々は愛おしく貴重な経験でした。全国、アメリカ大会レベルの激熱チームです!応援よろしくお願いします。
 引退後はアイルランドに半年弱交換留学しました。見知らぬ土地での新しい日常、波乱万丈な寮生活、ヨーロッパでの一人旅、、これまた価値観が180°ひっくり返される刺激的な日々でした。留学に行くと決めてから大急ぎで試験を受けて準備をしましたが、人生最良の決断でした。留学中は日本茶エバンジェリストとしての活動もしていました。
 アルバイトも飲食、イベントスタッフ、警備、キックボクシング等複数掛け持ちしていましたが、1年生からずっと続けているのはPlan・Do・Seeという会社が運営しているレストランでのアルバイトです。月商1億円を超えるような行列の絶えないお店で、毎日試行錯誤しながらより多くのお客様を本気で幸せにしようと、営業に向かう社員さんや尊敬できる人たちに囲まれてお金を得ること以上に大切なことを沢山教えてもらいました。

GLOMACでの4年間で語学力はどの程度伸びましたか?

 帰国子女でもなく海外経験もなかった私が、就活の面接で英語で意思疎通が図れるくらいには伸びました。GLOMACの授業は7割以上が英語で行われるので、Listening・Readingに対しての抵抗感はすぐ無くなります。ですがどうしてもSpeaking・Writingの機会は少ないので、交換留学を通してアウトプットすることで自信がついたように思います。語学力すなわちより多くの人と友達になれるチャンスなので、一生勉強し続けたいです!

GLOMACでの4年間で一番成長したと思える点を教えてください。

 行動力というと野暮なような、、?大胆不敵というか向こう見ずというか、怖いもの知らずになりましたかね。なんでもかかってこいみたいな、、笑

内定先(就職予定)を教えてください。

Amazon Japan

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

 大学4年間を通して国際的なキャリアビジョンが選択肢に入ったこと、グローバルな土壌でJOBの選択肢が幅広いこと、給与水準が高いこと、入社後も日々最善を求めて自身を高め続けていける環境であると判断し入社を決めました。最終的には会社と自身の価値観の摺り合わせであり、たまたま自分が大事にしているコアの部分とAmazonのprincipleが合致したのだと思います。

GLOMACでの4年間はいかがでしたか?

 どんな環境に身を置くかが自分の在り方を大きく左右するなと痛感しました。自分にとって少し背伸びしたところでチャレンジし続けることの難しさとありがたみを身に沁みて学びました。自分の可能性を自分で狭めないこと、新しい環境に恐れず飛び込むこと、これからの人生で大切にしたい自分の中の価値観やものさしをじっくりと育んでいた4年間だったように思います。GLOMACには挑戦させてくれる土壌はしっかりと整っています。その機会を上手く活用して冒険するかしないかは自分次第です。

受験生へのメッセージをお願いします。

 自分が必死こいてなりふり構わずした努力は、どんな形であれ必ず自分に返ってくると思います。受験生は毎日が自分との闘いで、日々の小さな選択の連続が将来の自分を形作ります。体が資本なので無理はせず、ですが無理すべき時はして、理想の未来を掴み取ってください。応援していますなんて無責任なことは言えませんが、一緒に毎日を全力で生き抜きましょう!支えてくれる人に感謝を忘れずに、貴方は一人じゃないです!!