Eventイベント

法学部

一般の方も聴講できる公開講座「高齢社会と法」が開講

日程
2017年度前期 金曜日5限 16時40分~18時10分
場所
多摩キャンパス 8302教室
日程
2017年度前期 金曜日5限 16時40分~18時10分
場所
多摩キャンパス 8302教室
講演者

 中央大学は、本学OBである、虎ノ門法律経済事務所所長弁護士千賀修一氏(1966年法学部卒・多摩キャンパステミス像寄贈者)からの寄附により「高齢社会と法」という講座を2016年度より開講しています。

 法律は、人間を幸せにするために制定され運用することが必要です。本講座「高齢社会と法」は、高齢社会を迎えた日本において、財産管理・後見・相続・介護等の高齢者が直面する問題に関して、人間を幸せにするためにどのような法が制定され、運用されているのか、理論と実務の両面から学ぶことで、法が果たす役割の重要性を認識してもらうとともに、将来、法曹や公務員・企業等に就職し、実社会において活躍していくうえで求められる積極的に法を学び運用する意欲を醸成することを目的としたものです。

 本講座は法学部および大学院法学研究科で開講され、法学部では2年次生以上が履修できる正規の科目です。

 中央大学OB・OGを中心に学内外から多数の専門家を講師にお招きして、高齢者が直面する諸々の法的問題に関し、関連する法の理論と具体的場面での活用事例を毎回異なる講師からご講義いただきます。日程や講師、講義テーマについては下記をご参照ください。講師の先生方と受講生の懇話会も開催予定です。

 中央大学と虎ノ門法律経済事務所とのコラボレーションによる高齢社会への取り組みである本講座にご注目ください。

 

 概要

科目名:専門総合講座A1 高齢社会と法

開講日:前期 金曜日5限 16時40分~18時10分

場 所:中央大学多摩キャンパス 8号館 8302号室

講師
講義日 講義テーマ 担当講師 肩書
4月14日 裁判所からみた高齢社会と法―高齢社会の挑戦テーマ丸わかり実践入門学― 稲田 龍樹 虎ノ門法律経済事務所・弁護士、元裁判官
4月21日 相続をめぐる紛争の予防と解決 坂野 征四郎 虎ノ門法律経済事務所・副所長弁護士、元裁判官
4月28日 子供の権利―国連子どもの権利条約と家族法― 大谷 美紀子 大谷&パートナーズ法律事務所・弁護士
国連 児童の権利委員会 委員
5月12日 少子高齢社会における家庭不和―離婚と相続をめぐって― 鈴木 博人 中央大学法学部・教授
5月19日 少子高齢社会における貧困と扶養 野澤 紀雅 中央大学法科大学院・教授
5月26日 高齢社会と成年後見制度―障害者権利条約と成年後見制度利用促進法の影響― 新井 誠 中央大学法学部・教授
6月2日 認知症高齢者と鉄道事故―JR東海事件から何を学ぶべきか― 小賀野 晶一 中央大学法学部・教授
6月9日 交通事故と認知症高齢者の保護 古笛 恵子 コブエ法律事務所・所長弁護士
中央大学法科大学院・客員講師
6月16日 高齢社会と家族 山田 昌弘 中央大学文学部・教授
6月23日 高齢者介護の現状と課題 新田 秀樹 中央大学法学部・教授
6月30日 消費者問題の法律実務―高齢者の被害状況と対策― 冨永 忠祐 冨永法律事務所・所長弁護士
元東京弁護士会副会長
7月7日 相続法の構成と学び方について―相続法を得意科目とするために― 千賀 修一 虎ノ門法律経済事務所・所長弁護士
元日弁連常務理事
7月14日 高齢者とマンション―居住者と建物の老朽化にどのように向き合うか― 鎌野 邦樹 早稲田大学法科大学院・教授
7月21日 裁判所からみた高齢社会と法 加藤 新太郎 中央大学法科大学院・教授・弁護士
元東京高裁民事長官代行
参加手続き

※6/30と7/7の講師の順序を入れ替えました(2017.03.10)。

※7/7と7/14の講師の順序を入れ替えました(2017.05.12)。

※事前の申し込みや当日の受付等は一切不要ですので、聴講希望の方は直接授業教室までお越しください。

※学内に一般駐車場はございませんので、来校の際は公共交通機関をご利用ください。

※担当講師および講義テーマは変更となる場合があります。