2026年7月13日、国際経営学部の新科目「特別演習A(ビジネスデザインⅠ:協創的議論)」(担当教員:本学部教授 木村剛)において、株式会社JTBの新規事業「Earth Gift」を題材としたコンサルティングプロジェクトの最終報告会を実施しました。
本科目では、実践的なスキルの習得を目的に、企業と連携したPBL(Project-Based Learning)型のコンサルティングプロジェクトを実施しています。4月の特別講義でJTBより提示された経営課題に対し、受講生は5つのグループに分かれ、約3か月にわたり議論を重ねてきました。
当日は、4月にお招きした、及川秀昭氏、坂本絢悠氏に加え、デジタルマーケティンググループ企画開発担当課長の宇佐川浩隆氏をお迎えし、各グループのプレゼンテーションに対してフィードバックや質疑を行っていただきました。
各グループは、新規顧客の獲得、パッケージ化によるインナープロモーション、カタログ事業やサステナビリティレポートといった新サービスの開発、プラットフォーム化による事業拡大、事業の属人化の解消など、それぞれ異なる切り口から考え抜いた提案を発表しました。発表後には、「なぜこの施策なのか」「他の選択肢は検討したのか」といった、現場で実務を担当するJTBの皆さまならではの鋭い質問が投げかけられ、学生にとって示唆に富む新たな学びの機会となりました。提案した内容の中から将来実際に実施されるものがあれば、それこそが学生にとって何よりの報酬となります。
学生からは、「チーム一丸となって課題に取り組んだことで、発表の構成、話し方、ロジックの組み方など、さまざまな能力が向上したのを実感した」「自分たちが伝えたいことではなく、相手が知りたいこと、相手が納得する話の流れを考えることの重要性を学んだ」「提案に対して『本当にそうなのか』『それが一番有効なのか』と問い続けることで、納得感のある提案になることに気づいた」「十数年ビジネスの最前線にいる方々の鋭い質問や考え方に触れ、非常に貴重な経験となった」「壁に何度もぶつかったプロジェクトをチームでやり切った達成感があった」といった振り返りが聞かれました。
秋学期に開講する「特別演習A(ビジネスデザインⅡ:価値創造の実践)」では、別の企業を対象としたコンサルティングプロジェクトを実施する予定です。国際経営学部では、今後も「実学」にこだわった実践的な学びを展開していきます。