国際経営学部

【国際経営学部】グローバル化と情報法(担当教員:本学部教授 国松麻季)において三菱UFJリサーチ&コンサルティングの知的財産権エキスパートによるワークショップを実施しました

        わかりやすいご講義による導入

2025年6月20日、2025年度春学期の「グローバル化と情報法」I(担当教員:本学部教授 国松麻季)は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経済財政政策部長を務められる知的財産コンサルティング室の上野翼主任研究員によるワークショップ「ワークショップ『知的財産権』新たな価値創造の考え方~新規事業の創出プロセスと知的財産の関係を学ぶ~」を行いました。

同ワークショップでは、新規事業を創出するプロセスと、そのプロセスに欠かせないツールとしての「知的財産」を学びました。また、知的財産権である特許権や意匠権、商標権等の効力は属地主義に依ること、複数の国際条約によって国際的な制度が支えられていることについてもお話しいただきました。

講義と個人ワーク、グループによる共有を組み合わせて実施したワークショップは、将来、新規事業創出や起業によって課題にチャレンジしていくうえで武器となる、価値創造の過程での知的財産の知識を体得する機会となりました。

ワークショップに参加した学生からは、「新規ビジネスの立案を通して実践的に知財をイメージでき、とても刺激的だった」「普段あまり意識することのなかった知的財産が、実は新規事業の立ち上げにおいて非常に重要な役割を果たしていることを学び、大きな気づきを得ることができた」「広告とマーケティングのゼミに所属しているため、知的財産との関わりが深いことを知り、今後より学んでいきたい」「金融業界において、企業価値を業績や有形資産のみで評価するのではなく、知的財産などの無形資産も含めて総合的に評価するという観点は非常に興味深いものであった」など、さまざまな感想が聞かれました。

今後も国際経営学部では、高い専門性を持ち実務の最前線で活躍される方々のご協力を得て、実践的で特徴ある取り組みを行い、視野を広げる学びを通じてグローバルリーダーの育成に努めてまいります。