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2021.12.20
「もっと強く」「パリに向けてチームを背負える選手に」
部井久アダム勇樹選手が決意新た
五輪選手の報告会
- 中大ニュース
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2020東京オリンピックには、中央大学の在学生、卒業生を合わせて計14人が出場した。このうち水泳部とハンドボール部、フェンシング部の選手６人が９月23日、多摩キャンパスで開かれた五輪報告会に出席（オンラインを含む）し、「独特の緊張感でいい経験ができた」「出場が自信になった」と振り返り、「中大生や学校関係者の応援のおかげで力を出し切れた」と感謝した。
「３年後のパリ五輪を目指して成長したい」「パリでメダルを獲得したい」と今後の抱負を語る選手もいた。
ハンドボール男子代表で在学生の部井久アダム勇樹選手（法４）は「予選リーグ突破はならなかったが、点を取るという役割を少しは果たせた」と語り、「五輪でもっと強くなりたいという思いが芽生えた。個人の成長がチームの成長につながると思うので、パリに向けてチームを背負える選手になりたい」と決意を新たにしていた。
東京五輪で活躍した部井久アダム勇樹選手（写真提供：共同通信社）
～五輪報告会に出席した選手の主なコメント～
☆水泳部
塩浦慎理選手 「延期もあって、思うような成績を上げられず、この１年間、悔しい思いをしてきました。まだまだ速く泳げるという手応えがあり、来年の福岡での世界選手権、パリでのメダル獲得を目標に頑張っています」（オンラインでの発言から）
池本凪沙選手 「小さいころからの夢だった大舞台で緊張しましたが、良い経験になった。パリに向けて一日一日を大切に練習に取り組みたい」
砂間敬太選手 「応援をありがとうございます。延期や無観客と（さまざまな意味で）難し
い五輪でした。年齢が上がってきているが、そのぶん成長できていると思う。パリでは（中大同期の）セオン（岡澤セオン選手＝ボクシング）、祐希（石川祐希選手＝バレーボール男子）と一緒にメダルを取って、中大を盛り上げたい」
☆ハンドボール部
部井久アダム勇樹選手 「けがを乗り越え、コンディションを上げて、主に左バックのポジションで出場しました。成長した部分が出た大会になったと思う。世界との差は詰まっているが、勝ち切れないという部分が課題として残った。成長できるよう有意義に時間を過ごしてパリを目指したい。チームを背負える選手になりたい」
杉岡尚樹選手 「（予選リーグ）最後のポルトガル戦で2点差をつけて勝てば得失点差で予
選突破の可能性があった（結果は１点差の勝利）が、その差をどう埋めていくかを考えさせられた。自分のハンドボール人生の今後につながる良い大会となった」（オンラインでの発言から）
☆フェンシング部
永野雄大選手 「団体戦に出場し、（実力が）トップの米国との力の差を感じた。五輪はどの選手も懸けてきているものがあるということや、独特の緊張感を経験できた。どうすれば世界トップの選手に勝てるかをもう一度見つめ直し、パリでは個人でも団体でもメダルを取れるよう頑張りたい」
☆東京オリンピック 中央大学在学・出身の出場選手・成績（敬称略）
〈在学生〉
池本凪沙（法１） 競泳女子４×200メートルフリーリレー 予選1組５位・全体9位
上野優佳（法２） フェンシング・女子フルーレ 個人６位入賞・団体６位入賞
部井久アダム勇樹（法４） ハンドボール男子 予選Bグループ6位・全体11位
〈卒業生〉
飯塚翔太（ミズノ） 陸上男子200メートル 予選１組６位
大本里佳（ANAイトマン） 競泳女子４×100メートルフリーリレー 予選２組５位・全体９位
塩浦慎理（イトマン東進） 競泳男子４×100メートルフリーリレー 予選1組７位・全体13位
砂間敬太（イトマン東進） 競泳男子200メートル背泳ぎ 準決勝2組７位・全体14位
岡澤セオン（INSPA） ボクシング男子ウエルター級（63～69キロ） 予選（T16）敗退
杉岡尚樹（トヨタ車体） ハンドボール男子 予選Bグループ6位・全体11位
関田誠大（堺ブレイザーズ） バレーボール男子 準々決勝敗退（７位入賞）
石川祐希（パワーバレー・ミラノ） バレーボール男子 準々決勝敗退（７位入賞）
江村美咲（立飛ホールディング） フェンシング女子サーブル 個人予選（T16）敗退・団体５位入賞
永野雄大（NEXUSフェンシングクラブ） フェンシング男子フルーレ 団体４位入賞
羽野一志（NTTコミュニケーションズ） ７人制ラグビー男子 11位
☆五輪選手の報告会出席者
大村雅彦理事長
酒井正三郎総長（当時）
河合久学長
松丸和夫常任理事
石井靖常任理事
松本雄一郎常任理事
〈水泳部出席者〉
青木英孝部会長（総合政策学部長）
髙橋雄介監督（理工学部教授）
〈ハンドボール部出席者〉
森茂岳雄部会長（文学部教授）
実方智監督
〈フェンシング部出席者〉
冨田隆監督
