更新日:2025年04月09日
総合講座
『昭和天皇実録』は昭和史の謎を解いたか(戦後篇)―占領下の記録から読み解く日本の再建―
- 対面式
- 歴史
- 総合講座
講座番号:10411
- [春期/全6回]
- 4/11、4/25、5/9、5/23、6/6、6/20
- 受講料:17,160円
申込締切日:2025/06/18
- [秋期/全6回]
- 9/19、10/3、10/17、11/7、11/21、12/5
- 受講料:17,160円
申込締切日:2025/08/20
講義概要
「大東亜戦争」終結後のクーデタ未遂事件から、戦艦ミズリー号での降伏文書調印までの過程、東京裁判の判決、昭和天皇とマッカーサー元帥の会談を説明し、戦後処理の内政、外政を『昭和天皇実録』占領下の「国立公文書館所蔵記録」「外務省記録」などから、戦後史の空白部分を明らかにします。 また、GHQ 指令文書の紹介、横浜連絡事務所の役割、復員抑留民の帰国の実態についてもお話しします。 春期:ポツダム宣言受諾から戦艦ミズリー号での降伏文書調印まで 秋期:昭和天皇とマッカーサー元帥会談
対象 ご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。
回 | 日付 | タイトル |
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春1回目 | 2025/04/11 | 軍部統帥と宮城事件 |
春2回目 | 2025/04/25 | 停戦実施とマニラ降伏文書 |
春3回目 | 2025/05/09 | 降伏文書調印経緯と日本国民の輿論・東京裁判と国民の反応 |
春4回目 | 2025/05/23 | 『米国爆撃調査団調書』による重臣・陸海軍人訊問記録 |
春5回目 | 2025/06/06 | 東京裁判A級戦犯の判決に対する論調 |
春6回目 | 2025/06/20 | 日本の大東亜戦争の目的に対する連合国の態度 |
秋1回目 | 2025/09/19 | 昭和天皇の戦争責任の追及 |
秋2回目 | 2025/10/03 | 国民が飢えに苦しんでいる食糧問題 |
秋3回目 | 2025/10/17 | 復員とシベリア抑留問題 |
秋4回目 | 2025/11/07 | 憲法第9条と地方巡幸の希望 |
秋5回目 | 2025/11/21 | 新憲法下での選挙と日本経済の現状 |
秋6回目 | 2025/12/05 | 内政治安と外政防衛問題 |
日程
金曜日13:30~15:00
- 春期全6回 :4/11、4/25、5/9、5/23、6/6、6/20
- 秋期全6回 :9/19、10/3、10/17、11/7、11/21、12/5
テキスト | ※参考図書 講座の中で適宜関係文献を紹介します。 |
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持ち物 | レジュメを配布します。 |

講師
元中央大学文学部教授
中央大学政策文化総合研究所客員研究員
佐藤 元英(さとう もとえい)
中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。
1977 年外務省外交史料館勤務、1991年宮内庁出向昭和天皇実録主任研究官、1995年駒澤大学文学部教授、2004 年中央大学教授。
著書に『近代日本の外交と軍事』(吉田茂賞)、『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHK ブックス)など。
お問い合わせ
- クレセント・アカデミー事務室
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- 開室時間:月〜金 9時~17時
- TEL:042-674-2267
- FAX:042-674-2268