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総合講座

 

『昭和天皇実録』は昭和史の謎を解いたか(戦後篇)―占領下の記録から読み解く日本の再建―

  • 対面式
  • 歴史
  • 総合講座

講座番号:10411

金曜日 13:30~15:00

場所
多摩Map
定員
30名

お申込受付中

[春期/全6回]
4/11、4/25、5/9、5/23、6/6、6/20
受講料:17,160
申込締切日:2025/06/18
[秋期/全6回]
9/19、10/3、10/17、11/7、11/21、12/5
受講料:17,160
申込締切日:2025/08/20

講義概要

「大東亜戦争」終結後のクーデタ未遂事件から、戦艦ミズリー号での降伏文書調印までの過程、東京裁判の判決、昭和天皇とマッカーサー元帥の会談を説明し、戦後処理の内政、外政を『昭和天皇実録』占領下の「国立公文書館所蔵記録」「外務省記録」などから、戦後史の空白部分を明らかにします。 また、GHQ 指令文書の紹介、横浜連絡事務所の役割、復員抑留民の帰国の実態についてもお話しします。 春期:ポツダム宣言受諾から戦艦ミズリー号での降伏文書調印まで 秋期:昭和天皇とマッカーサー元帥会談

対象 ご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。

日付 タイトル
春1回目 2025/04/11 軍部統帥と宮城事件
春2回目 2025/04/25 停戦実施とマニラ降伏文書
春3回目 2025/05/09 降伏文書調印経緯と日本国民の輿論・東京裁判と国民の反応
春4回目 2025/05/23 『米国爆撃調査団調書』による重臣・陸海軍人訊問記録
春5回目 2025/06/06 東京裁判A級戦犯の判決に対する論調
春6回目 2025/06/20 日本の大東亜戦争の目的に対する連合国の態度
秋1回目 2025/09/19 昭和天皇の戦争責任の追及
秋2回目 2025/10/03 国民が飢えに苦しんでいる食糧問題
秋3回目 2025/10/17 復員とシベリア抑留問題
秋4回目 2025/11/07 憲法第9条と地方巡幸の希望
秋5回目 2025/11/21 新憲法下での選挙と日本経済の現状
秋6回目 2025/12/05 内政治安と外政防衛問題

日程

金曜日13:30~15:00

  • 春期全6回 :4/11、4/25、5/9、5/23、6/6、6/20
  • 秋期全6回 :9/19、10/3、10/17、11/7、11/21、12/5
テキスト ※参考図書 講座の中で適宜関係文献を紹介します。
持ち物 レジュメを配布します。
佐藤 元英

講師

元中央大学文学部教授
中央大学政策文化総合研究所客員研究員

佐藤 元英(さとう もとえい)

中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。
1977 年外務省外交史料館勤務、1991年宮内庁出向昭和天皇実録主任研究官、1995年駒澤大学文学部教授、2004 年中央大学教授。
著書に『近代日本の外交と軍事』(吉田茂賞)、『外務官僚たちの太平洋戦争』(NHK ブックス)など。

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