更新日:2025年04月09日
総合講座
日本語と思考との深い関係性を探る -分裂した日本語から思考する日本語へ-
- 対面式
- 文化
- 総合講座
講座番号:10021
- [春期/全4回]
- 4/22、5/13、6/3、6/17
- 受講料:12,100円
申込締切日:2025/04/17
- [秋期/全4回]
- 9/30、10/21、11/18、12/9
- 受講料:12,100円
申込締切日:2025/09/01
講義概要
私たちはあまり意識していませんが、漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字と字母を4つも使い、漢語と和語とが共存し、カタカナ語が氾濫する日本語は、じつにユニークな存在です。この言語を使うと、私たちはどういうものの見方をするようになるのか、また、そこに由来する光と影とはどのようなものなのか、ご一緒にじっくり考えてみたいと思います。春期は特に明治期以降に注目してみましょう。
ことば一般に興味のある方、短歌・俳句・小説などの実作者、外国語にたずさわる方々も、ふるってご参加ください。
対象 ことばに興味をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
回 | 日付 | タイトル |
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春1回目 | 2025/04/22 | 明治期、分裂していた日本語 |
春2回目 | 2025/05/13 | ホンネとタテマエへの二極分化 |
春3回目 | 2025/06/03 | 言文不一致との戦い |
春4回目 | 2025/06/17 | 思考する日本語を求めて ― 翻訳が日本語を変えた |
秋1回目 | 2025/09/30 | 仏教からきたことば |
秋2回目 | 2025/10/21 | 神道からきたことば |
秋3回目 | 2025/11/18 | 外来語を考える |
秋4回目 | 2025/12/09 | 差別用語を考える |
日程
火曜日13:30~15:00
- 春期全4回 :4/22、5/13、6/3、6/17
- 秋期全4回 :9/30、10/21、11/18、12/9
テキスト | レジュメを配付します。 |
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講師
中央大学名誉教授
加賀野井 秀一(かがのい しゅういち)
高知市生まれ。中央大学大学院仏文学研究科、パリ大学大学院で学ぶ。中央大学名誉教授。専攻はフランス現代思想、哲学、言語学、メディア論、日本語学。著書に『メルロ=ポンティ』(白水社)、『20 世紀言語学入門』『日本語の復権』『知の教科書 ソシュール』(いずれも講談社)、『日本語は進化する』(NHK ブックス)、『感情的な日本語』(教育評論社)など。
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