理工学部Faculty of Science and Engineering

数学科/物理学科/都市環境学科/精密機械工学科/電気電子情報通信工学科/
応用化学科/ビジネスデータサイエンス学科/情報工学科/生命科学科/人間総合理工学科

LIVE!演習

[ 卒業研究Ⅰ/Ⅱ ]

ロボットはどう生活を支援する?

新妻実保子教授が指導教員を務める「ヒューマン・システム研究室」。
センシングやコンピュテーションといったロボティクス技術を用いて、多種多様な場面で「人の生活を支援する」研究に取り組んでいる。
最先端のロボットシステムはどのように生み出されるのか。

めざすのは、人とロボットの共生――。

人とロボット、それを包括する空間とが相互補完的に結びつくことで、例えば、人とロボットが安心して協働できるような支援が可能になる。
私たちは、人とロボットシステムの良好な関係構築をめざして研究を進めている。

新妻 実保子 教授 研究分野:電気工学、制御工学Ⅱ、電子回路 ほか

より臨場感の増したVRで
介護や福祉を支援する。

VR(仮想現実)の臨場感を高めるため、視覚情報だけでなく振動や温度を提示する研究に挑戦中。
仮想空間上で要介護者の帰宅復帰を支援するなど、幅広い活用が期待される研究分野だ。
介護や福祉を研究で支援したい。そうした思いを抱いていた私にとって、新妻先生の研究アプローチは目から鱗だった。
ここでシステム開発の技術を学び、社会に還元することが将来の夢。

志賀 惇平
精密機械工学科 4年
東京都 淑徳高等学校出身

信頼される電動車いすの
自動運転に向けて。

研究テーマは、「人と協調する自律移動型の電動車いす」。
これは、電動車いすに搭載されたセンサで自ら移動空間の地図を作り、周辺の環境や人など環境認識を行い、自動で目的地まで移動するシステムだ。
搭乗者への乗り心地はもちろん、周辺を歩行する人々との調和も重要である。人にとって安心で信頼できる電動車いすの自動運転を実現したい。

喜多村 拳
精密機械工学科 4年
神奈川県 鎌倉学園高等学校出身

最先端の研究成果を
生み出し続ける
110以上の研究室

理工学部では、110を超える研究室が科学技術分野の最先端の研究に取り組んでいます。
基礎知識・技術を着実に修得し、4年次には研究室に所属。
第一線の研究者のもとで「卒業研究」を進めることにより、広く課題を発見し自力で解決する能力が養われます。

学科紹介

数学科 Department of Mathematics

数理の世界を探究し、新たな知見を見出す力を養成。

数学は、数理の世界を探究する学問。そればかりでなく、すべての科学を表現するための言語として、人間文化の中心のひとつです。 本学科は、数学のあらゆる分野を学ぶことを通して、数学研究とは何かを理解することを目標のひとつとしています。 数学を学ぶことは、さまざまな研究開発分野で活躍できる基礎能力を身につけることにもつながります。卒業生は、教員などの数学に直接関わる人材としてだけでなく、民間企業でも活躍しています。

[学びのキーワード]

数論幾何学、代数幾何学、関数解析学、微分方程式論、微分幾何学、大域解析学、位相幾何学、統計科学、多変量解析、計算機科学、計算位相幾何学

物理学科 Department of Physics

素粒子の世界から宇宙まで、さまざまな自然法則を解明する。

物理学は自然科学・工学のすべてに共通する普遍的な自然法則を捉えようとする学問であると同時に、超伝導やレーザーなど現代の先端技術の基礎を与えます。 本学科の目的は「力学の基礎から量子力学や統計物理学など現代物理学に至る各分野を着実に学び、人類の豊かな生活に役立つ科学技術を追究する人材を育成する」ことです。 理工学部で唯一、数学・理科・情報の高等学校教諭一種免許状が取得できます。

[学びのキーワード]

天体物理学、生物物理学、統計物理学、物性物理学、複雑系物理学、量子情報物理学、固体物理学、 レーザー、新素材、新材料、コンピュータ・シミュレーション、素粒子理論、相対性理論、相関電子系物理学、超伝導、凝縮系物理学

都市環境学科 Department of Civil and Environmental Engineerin

環境クリエーターコース/都市プランナーコース

持続可能な都市環境を、地域と共創する知識と技術を習得。

都市環境学とは、人々の生活を支える施設の計画・デザインとともに、生活空間のマネジメントを行う学問。 自然や材料の性質を学び、それを生活空間のデザインに活かす環境クリエーターコースと、人間・社会の意思決定の仕組みやそれを支援する手法を学び、都市のプランニングに活かす都市プランナーコースがあります。 卒業生は、国家公務員・地方公務員、電力・ガス・通信などの公益企業で活躍しています。

[学びのキーワード]

コンクリート工学、計算力学、道路工学、地盤工学、河川工学、環境工学、流体工学、測量学、水理学、地形・地質工学、構造物の安全性・信頼性、防災工学、振動と耐震、交通制御、建設マネジメント、国土・都市行政、都市デザイン

精密機械工学科 Department of Precision Mechanics

現代社会を支える精密機械技術の最先端知識を学ぶ。

「精密」とついている点が、他の機械系学科とは異なる特徴です。精密機械を研究対象とするには、ミクロな挙動を解明するための科学、それを計測する技術、 ナノ・マイクロ精度を実現するための製造技術・制御技術といった要素技術を精密化するだけではなく、それらを統合するためのシステム化技術も重要。 精密さの追究とともに、システム全体を把握することのできる広い視野を養うことを目標に、研究や教育に取り組んでいます。

[学びのキーワード]

生産工学、ロボット工学、材料力学、音響工学、バイオメカトロニクス、熱流体工学、 機械工学、MEMS、計測・制御工学、品質工学、ナノ・マイクロ、人工知能、シミュレーション、ナノバイオモデリング、光学

電気電子情報通信工学科 Department of Electrical, Electronic, and Communication Engineering

電気エネルギーから情報ネットワークまで、次世代技術を発想、研究開発する。

高度情報化社会を支える電気、電子、情報通信という幅広い分野をカバーする学科です。 技術進歩が非常に早い分野で生き抜くために、電磁気や回路などの基礎知識を基盤に、演習と実験を通して実社会に対応できる工学デザイン力の獲得をめざします。 エネルギー・インフラの「電気」、半導体などの材料とそれらで構成されるデバイスの「電子」、電波・光技術と情報伝送・処理技術の「情報通信」を学ぶことができます。

[学びのキーワード]

電子理論、制御理論、情報理論、生体医工学、電気化学、半導体・集積回路、電子回路、ネットワーク工学、電磁波工学、通信・情報セキュリティ、空間知能化、ロボット工学、アルゴリズム、人工知能、新エネルギー技術、レーザー、システムバイオロジー

応用化学科 Department of Applied Chemistry

化学の力で人類に役立つ物質を創製し、持続可能な社会に貢献する

物理化学系、無機・分析化学系、有機・生命化学系、化学工学系を体系的に学ぶことで、多様化する化学技術に対応できるしっかりとした基礎知識と、物質科学・生命科学など、他分野にまで踏み込める応用力を身につけます。 卒業生の進路は、化学メーカーや医薬品、農林水産、石油、鉄鋼、非鉄金属など、多岐にわたっています。

[学びのキーワード]

構造化学、量子化学、表面化学、生物無機化学、分析化学、環境化学、有機化学、高分子化学、生物有機化学、生化学、化学工学、生物工学、レーザー、ナノ・マイクロ、バイオテクノロジー、新素材・新材料、マテリアルズ・インフォマティクス

ビジネスデータサイエンス学科 Department of Data Science for Business Innovation

ビジネス領域を中心としてデータサイエンスを学ぶ理論と実践を備えたデータサイエンティストを養成。

本学科の前身となる経営システム工学科では、これまで、工場の経営管理から生まれた経営工学を学んできました。 近年の情報通信技術の発達にあわせ、経営上の評価や意思決定にデータが活用される場面が増えたことで、経営工学はデータサイエンスとして注目が集まっています。 そこで本学科では、データサイエンスに関する理論の習得と問題解決型学習を通じ、ビジネスやマネジメント領域における中心的人材の輩出をめざします。

[学びのキーワード]

統計学、機械学習、データ科学、オペレーションズ・リサーチ、人工知能、シミュレーション、データベース、自然言語処理、時系列解析、生産管理、オペレーションズ・マネジメント、品質管理、生産システムと技術経営、金融工学、保険数理、マーケティング、感性工学

情報工学科 Department of Information and System Engineering

グローバル対応の教育課程と、海外からも視察が訪れる教員連携のチーム教育。

情報処理学会のコンピュータ科学知識体系をいったん諸要素に分解し、海外の研究教育機関との内容面の互換性を意識しつつ、 全員現役の研究者である教授陣が独自の視点を付加することにより、近未来のコンピュータの活用環境を想定した知識体系としてBoK01~15へ組み換えたうえで、専門教育科目等を系統的に設計。 教員が連携するチーム教育「画像・映像コンテンツ演習」は経済産業省「社会人基礎力を育成する授業30選」に選定されており、海外からも視察が訪れます。

[学びのキーワード]

情報セキュリティ、暗号、ネットワーク、CG、VR/AR/MR、ヒューマンメディア、計算幾何学、地理情報学、データ科学、AI、機械学習、サイバー技術、最適化、オペレーションズ・リサーチ、情報理論、数理モデリング、自動微分、アルゴリズム工学、医用工学

生命科学科 Department of Biological Sciences

「生命」の不思議を解き明かし、持続可能性に貢献する最先端分野。

生命科学の研究は、人類が直面する、エネルギー、環境、食料、人口といった地球レベルの諸問題、ならびに少子高齢化、 健康と医療、生物多様性保全と自然再生など、社会レベルの諸問題の解決に貢献することが期待されています。 本学科では、生命科学教育および研究を通して、人類が直面する諸問題の解決に生命科学の観点から貢献できる人材を養成します。

[学びのキーワード]

分子生物学、生化学、代謝生物学、応用生物学、環境生物学、微生物生態学、植物系統進化学、分子細胞遺伝学、バイオインフォマティクス、ゲノム、進化学

人間総合理工学科 Department of Integrated Science and Engineering for Sustainable Societies

複眼的思考力で人間を取り巻く社会の課題に挑戦。

本学科では、社会が抱える問題の解決に貢献する新時代の理工学を展開しています。 例えば、自然と調和した地域や都市の総合的環境の創出、持続可能な人間生活を支える資源循環や再生可能エネルギーの技術と理論、 人の思考や行動を計測・解析するためのセンシングやデータ処理の技術と理論、人の健康やクオリティ・オブ・ライフの向上を目的とした健康科学の技術と理論など。 これらを分野横断的に学び、豊かな専門基礎知識と総合力・実践力を養います。

[学びのキーワード]

保全生態学、認知脳科学、健康科学、救急理論、疫学、医療統計学、生命倫理、水環境工学、環境エネルギー工学、空間情報科学、持続可能性科学

「理学」と「工学」の知識を併せ持った
積極的に社会貢献できる人材を養成

地球規模の課題の解決をめざす国際社会の動きに沿って、理工学を取り巻く状況は、著しい技術革新に支えられて大きな変化を遂げようとしています。
「理学」と「工学」両方の専門知識を併せ持ち、自ら、課題を発見し、課題解決に向けた追究のできる人材を養成します。

「研究」という実学的教育で
課題を発見・解決する力を磨く

これからの科学技術者には、単なるスペシャリストではない、専門分野を超えた広い視野が求められます。
そうした能力を養うためには、自ら手を動かし、自ら考える研究活動が不可欠。「研究」という実学的教育方法によって、自ら課題を発見し解決する能力を磨いていきます。

沿革

中央大学では4番目の学部として、1949年の新制大学制度の発足と同時に工学部としてスタート。
戦後復興の支援を目的とした当時から産業構造は大きく変化し、それに伴い、学科の新設や改組に取り組んできました。
現在は10学科編成となり、科学技術分野の最先端の研究を行っています。

DATA(2021年度実績)

学生数 男子3,161名 女子857名
専任教員数 179名
研究室数 115室
早期卒業制度 あり

卒業後の主な進路Career design

  • モノづくりのスペシャリスト

    製造業分野

    自動車製造、産業用ロボットの製造、医療機器の製造などに携わる製造者

  • IT分野のスペシャリスト

    通信・情報サービス分野

    AI(人工知能)を扱う技術者、情報通信業者

  • 中学・高校の教壇に立つ

    教育分野

    中学・高校の教員(中学校教諭一種免許状:数学・理科、高等学校教諭一種免許状:数学・理科・工業・情報)※学科によって取得できる免許教科が異なる。

  • 社会の問題を多角的に考える

    公務員

    国家公務員・地方公務員、各省庁などの職員

進路グラフ
2021年度就職決定者数
582名※
2021年度進学者数
383

※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。