Faculty of Economics
経済学部

多摩キャンパス

経済学科/経済情報システム学科/国際経済学科/公共・環境経済学科

DATA

学生数
男子3,187名 女子1,403名
演習科目数
239(1年次86/2年次45/3年次51/4年次57)
専任教員数
88名
早期卒業制度
あり

思考力と国際的視野をもつ経済人を目指す

経済学は、社会と密接に結びついた学問です。現実の経済現象を的確に把握するためには、経済学の専門知識はもとより、社会・人文・自然科学といった幅広い分野の知識が必要とされます。こうした知識と思考力、コミュニケーション能力を備えた社会のあらゆる場面で活躍できる人材を養成します。

理論と実践経済の仕組みを学ぶ

経済学の専門知識を体系的かつ段階的な科目群によって修得。さらに演習では、チームワークの経験を積むことで、協調性と自己管理力を養います。インターンシップや海外留学といった、総合的な学修体験ができるプログラムも豊富で、最新の理論と実体経済を捉えたカリキュラムにより、社会人としての基礎力を養います。

経済活動の発展・多様化に対応する4学科と8つのクラスター

経済活動の発展・多様化に対応する4学科と8つのクラスター

各学科に、特定の分野を重点的かつ系統的に学修することを目的に構成した科目群(クラスター※)を設置。興味・関心、将来の進路に合わせて学びを深めます。

※クラスターとは、特定の分野を重点的かつ系統的に学修することを目的に構成した科目群のこと。1年次では学科全体の基礎を学びつつ個々にテーマを模索、2・3年次からはクラスターを選択し、より高度な専門性を追究します。

学びの特徴

ゼミナール 
幅広い分野で専門性を養う約50のゼミ

経済学部の学びの根幹をなすのがゼミ。身につけた知識を基礎として、少人数グループによる議論や実地調査を繰り返して学生主体で結論を導きます。経済学関連の諸分野から総合教育、外国語、健康・スポーツまで、広い分野のゼミが開講されており、学科にかかわらず興味のあるゼミを選択できます。

15の分野から選択可能

経済理論/経済史/経済政策/経済学史・社会思想史/財政・金融論/社会政策・労働問題/統計・情報論/産業経済/人口・労働経済/国際経済/経営・会計/公共/総合教育/外国語/健康・スポーツ

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キャリア教育 
自立した社会人・職業人を目指す

「ビジネス・プロジェクト講座」

企業で活躍するビジネスパーソンから与えられた実践的な課題に対して、企画立案から実施計画、収支予想まで行いプレゼンテーションをします。1年次の入学して間もない時期から企業活動に触れることで、現実のビジネスに通じる基礎力が身につきます。

「国内インターンシップ」

金融、メーカーをはじめとする多彩な民間インターンシップに加え、地方自治体との連携にも力を入れています。学生のU・Iターン志向の高まりに応えるもので、本学周辺の自治体を中心に派遣者数が着実に増加。早い段階から業種や職種への適性を判断し、的確な選択ができるよう支援を行っています。

グローバル人材育成 
経済学部独自のプログラムを展開

「グローバル・リーダーズ・プログラム」

社会に出てグローバルに活躍できる能力を備えた学生を養成するプログラムです。ゼミを通して世界の各地域における環境問題やさまざまな課題について分析・研究。その中で学生自身が自らの役割を理解し、かつ果たしながら、リーダーとしての基礎力とセンスを養います。

「海外インターンシップ」

在学中に実際の企業で就業体験ができるインターンシップ。多様なコースを開講しており、海外の現地企業、日系企業も選択可能。語学力だけでなく、英語でのプレゼンテーションやディベートの能力、国際的ビジネスマナーや海外勤務への適応能力を授業の中で身につけることができます。

「グローカル・フィールド・スタディーズ」

主体的に考え、行動する力を持った地球規模で活躍できる人材の養成を目指します。ゼミと同時に履修し、実際に研究対象とする現場へ出向き実地調査を行います。ゼミでの事前・事後学修と合わせ、研究活動を効果的に展開します。

卒業後の主な進路

■主な就職先(上位30企業・機関)
国税庁/東京都庁/楽天グループ/富士ソフト/明治安田生命保険/ベネッセスタイルケア/大塚商会/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/シンプレクス・ホールディングス/日本電気/日本政策金融公庫/ニトリ/日立システムズ/日本通運/リクルート/NECソリューションイノベータ/パーソルキャリア/みずほフィナンシャルグループ/横浜銀行/キヤノンITソリューションズ/シティ・コム/富士通/ソフトバンク/NTTドコモ/エン・ジャパン/オープンハウスグループ/中央労働金庫/オービックビジネスコンサルタント/トランス・コスモス/埼玉県庁
■主な進学先
中央大学大学院/一橋大学大学院/早稲田大学大学院

目指せる資格

公認会計士/不動産鑑定士/ファイナンシャル・プランナー/証券アナリスト/税理士/宅地建物取引士/中小企業診断士/教員免許(※国際経済学科には教職課程は設置していません) など

進路グラフ
2022年度就職決定者数
872名※
2022年度進学者数
22

※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

経済学科 Department of Economics

経済および経済学を幅広く学び、さまざまな可能性にチャレンジする。

経済および経済学を幅広く学び、複雑化した経済の動きを分析するとともに、問題解決に向けた政策提言ができる人材を育成します。 経済および経済学を総合的に学修する「経済総合クラスター(※)」、「人」を中心にバランスの取れた経済・社会・環境と人間の関わり方を探求する「ヒューマンエコノミークラスター」を設けています。

※クラスター/特定分野・領域を重点的かつ系統的に学修することを目的として構成した科目群。

[ゼミのテーマ例]

現代の資本主義と日本経済について考える─理論的・実証的アプローチ/ミクロ経済理論/日本の財政金融システム/経済問題を経済学の歴史から考える/日本経済とマクロ経済学

経済情報システム学科 Department of Economic Systems and Information Analysis

企業や経営を学び、それに関連する資格取得をめざす。

企業や地域経済の成長についての経済学的研究と、情報科学・情報処理技術の学びを一体化し、企業や地域を担う人材を育成します。 現代経済システムを企業の視点と国民経済・地域経済の視点から総合的に学ぶ「企業経済クラスター」、柔軟な分析能力と企業の現場で要求される実践的な知識の修得をめざす、「経済情報クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

財務会計の基礎理論とわが国の会計制度/ゲーム理論、行動経済学と比較制度分析の視点/経済社会の基盤である情報技術を学ぶ/日本の社会経済に関する統計データ分析/ICTの社会活用

国際経済学科 Department of International Economics

将来、世界を舞台に活躍するグローバル人材になる。

国境を超えた経済活動、世界の貧困削減や経済開発の諸問題などを学び、グローバルに活躍できる人材を育成します。 経済活動を生産・流通面と金融面に分けて学び、国際経済政策・地域経済・経済統合などを学修する「貿易・国際金融クラスター」、 国際経済学と世界経済論を基礎として、さまざまなアプローチでアジア・アフリカの経済開発を学ぶ「経済開発クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

国際貿易と多国籍企業に関する諸問題/コロナ後のグローカルな中小企業にググッと迫る/アジア諸国の経済発展と環境問題/為替レートと企業パフォーマンス/発展途上国の経済を学ぼう!

公共・環境経済学科 Department of Public and Environmental Economics

公務員として、あるいはNGO・NPOで活動する。

国、地方公共団体、NGO・NPOなどに焦点をあて、安全、福祉、教育、環境などを学び、公務員として活躍、あるいは環境政策を提言できる人材を育成します。 社会経済問題に直面する際の的確な問題設定、問題解決手段の提示、実践的応用を学ぶ「公共クラスター」、環境問題の把握・対処法や環境政策のあり方を理論的・実証的に学ぶ「環境クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

生活・労働問題と社会保障/公共経済学の観点から、社会問題を解明し、適正なルール(制度)を提案する/環境会計の考え方を用いて、地域活性化をビジネスプランとして具体化させる