Faculty of Advanced Science and Engineering
先進理工学部

後楽園キャンパス

精密機械工学科/電気電子情報通信工学科/情報工学科

DATA

学生数
男子1,469名 女子167名

※ 基幹理工学部、社会理工学部、先進理工学部の学生数は、既存の学科の人数を集計しています。

学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ

メインに学べる学問分野

  • #機械工学
  • #電気・電子工学
  • #情報通信工学
  • #情報工学

養成する人材

専門分野の知識・技術と幅広い視野を身につけた
「コトづくり」人材を養成

人・モノ・自然を結びつける仕組みを先導または協働して考案し、この世界に実現することを通じて、
科学技術分野の諸課題の解決、ならびに持続的かつ包摂的な社会の構築に積極的に貢献できる人材を養成します。

チームで課題解決に取り組むプロジェクト型学習・実験・演習が充実 学生が中心となって課題解決にチームが協働して取り組み、その過程において能動的に知識を拡大しスキルを深化できるように、実践的なプロジェクト型学習や実験、演習を豊富に提供しています。
実験の様子

学部の概要

最先端の理論と技術で未来社会に貢献できる力を獲得

先進理工学部の概要

学びのKeyword

先端の設備・施設が充実した都心型キャンパス

先端の設備・施設が充実した都心型キャンパス

世界中から人、モノ、情報が集まる世界有数の研究都市・東京の中心部に、理工学部のある後楽園キャンパスは位置します。最寄り駅である後楽園駅は東京駅からわずか9分!
キャンパス内には110以上の研究室や大型実験・研究設備が揃えられ、高度な研究に集中できる環境が整っています。

理工学×英語教育×アントレプレナーシップ教育

理工学の確固たる知識と教養を持ち、高度な英語運用能力と新たな価値を創造する精神(アントレプレナーシップ)を兼ね備えた人材の育成に取り組んでいます。
アントレプレナーシップ

①理工学の確固たる知識と教養「知識と応用力」
②高度な英語運用能力の開発~英語6年一貫教育へ~「交渉力」
2022年度入学生から、英語力を段階的に強化する新しいカリキュラムを構築しています。
③新たな価値を創造する精神(アントレプレナーシップ)「挑戦力」
グローバルな視点を養うためのさまざまな場を提供します。

就職をバックアップする独自のキャリアデザイン・プログラム

理工学部の学生に向けた、独自のキャリアデザイン・プログラムを展開しています。大学院への進学、専攻での学びを活かした就職、専攻とは異なる業種への就職など、理工系学生の幅広い進路選択について、1年次からきめ細かいフォローアップを行っています。
「技術面接セミナー」

技術職を目指す場合、取り組んだ研究・勉強について企業側にアピールする「技術面接」があります。そのため、実際に企業の技術面接や採用に関わる卒業生を招いた対策講座を実施。模擬面接とフィードバックで、本番への準備を整えます。

「WISE(Women In Science and Engineering)」

女子学生のキャリア設計を応援する、中央大学理工学部ならではの15年以上続く取り組みです。産学連携体制のもと、女性研究者・技術者を育成すべく、キャリアアップセミナーや会社見学会、女性技術者を招いた講演会などを実施しています。

学びのTopics

01

精密機械工学科
チームで挑戦! 装置設計・製作コンテスト

精密機械工学プロジェクト 少人数のグループで、課題を解決する装置の企画、設計、製作を行い、最後のコンテストでは完成した装置の性能を競います。知識の応用、議論や協同作業、発表技術などのスキルが向上します。

トピックス01

02

電気電子情報通信工学科
電気や磁気を理解して数学的に表現しよう

電磁気学及演習1・2 目には直接見えない電気や磁気の現象がどのように起きているのかを、数式を使って正確に表現することで、さらに深い理解を促進するとともに、それらの応用ができるように学修します。

トピックス02

03

情報工学科
段階的に学ぶプログラミング演習

プログラミング演習群 入学者がゼロ知識であることを前提として、Cプログラミングと関連演習を初級から上級まで段階的に進めます。国家試験「情報処理技術者試験」午後の試験対策にも役立つ内容です。

トピックス03

04

精密機械工学科
実験・シミュレーションで学ぶ精密機械工学

精密機械工学実験 精密機械工学の要素技術に関する複数の課題について実験を行います。課題の半分は、高機能CADソフトを用いて、設計(CAD)、解析(CAE)、製造支援(CAM)を体験します。

トピックス04

01

電気電子情報通信工学科
生活をより豊かにするレーザーを開発しよう

レーザー材料・デバイス研究室 庄司 一郎 教授 レーザーは自動車産業から医療・環境・情報通信まで幅広い分野で使われています。当研究室では、これまでにない性能の新しいレーザーを独自技術を駆使して開発し、レーザーが私たちの生活にもっと身近で使いやすいものとなることを目指しています。

02

情報工学科
社会を変えるアルゴリズムを創り出す

アルゴリズム工学研究室 今堀 慎治 教授 メタヒューリスティクスなどの数理的な考え方に基づき、ディープラーニングに代表されるAIや組合せ最適化の数理的手法を活用して解を発見する汎用的能力を身につけ、諸現象を的確に分析し解決できるような実社会に役立つアルゴリズムの研究を進めています。

わたしのおすすめ授業紹介!

情報工学科 3年
田代 百恵花
埼玉県立川越女子高等学校 出身

画像・映像コンテンツ演習1~4

立体視用バーチャルシティ・仮想空間におけるドローンの自律航行、リアルタイムグラフィックス等を半年毎のテーマとする、4名程度のチーム構成のプロジェクト型演習です。

チームでピンチをチャンスに変える思考・行動特性が身につきました。


一連の基礎実習、仕様設計、プログラム開発、現役技術者相手のプレゼンテーション等を通じて、チームで問題解決する思考・行動特性が身につきました。

田代さん 田代さんコメント

卒業後の主な進路

主な就職先(上位20企業・機関)※大学院修了生を含む。
日本電気(株)/パナソニックホールディングス(株)/(株)日立製作所/日産自動車(株)/本田技研工業(株)/三菱電機(株)/NECソリューションイノベータ(株)/(株)NTTデータグループ/セイコーエプソン(株)/エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)/KDDI(株)/東日本電信電話(株)/キヤノン(株)/(株)大塚商会/鹿島建設(株)/(株)リコー/パーソルクロステクノロジー(株)/Sky(株)/日本精工(株)/富士電機(株)
主な進学先
中央大学大学院/筑波大学大学院/東京科学大学大学院 他
目指せる資格
情報処理技術者/技術士(補)/電気主任技術者※/第一級陸上特殊無線技士/第二級海上特殊無線技士/第一級陸上無線技術士/電気通信主任技術者/教員免許 など
※実務経験を要する。
進路グラフ
2024年度就職決定者数
159
2024年度進学者数
164

※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

精密機械工学科 Department of Precision Mechanics

現代文明を支える精密機械技術の最先端知識を学ぶ。

精密機械に関する幅広い授業で基礎知識の養成と、精密さの追求を通じてシステム全体を認識できるグローバルな視野を獲得し、最先端の研究(特に、ロボット・AI、バイオ・医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなど)に取り組むことで、科学技術や社会課題に関して創造的な課題解決を導く、実践的な力を身につけます。本学科の卒業生は社会での評価も高く、機械系企業はもとより、情報通信・化学・医療など幅広い企業で活躍しています。

[学びのキーワード]

材料強度物性学、計算材料力学、熱エネルギーシステム、熱流体工学、音響システム、デジタル生産工学、知的計測システム、ロボット工学、知能ロボット学、駆動デザイン、バイオロボティクス・メカトロニクス、マイクロ・ナノロボティクス、ナノバイオモデリング、マイクロシステム

電気電子情報通信工学科 Department of Electrical, Electronic, and Communication Engineering

電気エネルギーから情報ネットワークまで、次世代技術を発想、研究開発する。

電気電子情報通信工学科では、現代社会に不可欠な諸分野、例えば電力・エネルギー工学、電子工学、半導体工学、情報通信工学、システム工学、制御工学等を講義に加え演習や実験を通して包括的に学びます。毎年の求人企業社数は数多く、卒業生は様々な産業、職種で求められています。該当科目を履修することで、電気主任技術者などの各種資格の取得や、試験の一部免除が可能であり、卒業後の活躍の場はさらに広がります。

[学びのキーワード]

テラヘルツ・光工学、知能遠隔制御システム、電磁波論、通信、情報セキュリティ、レーザー、電波工学、ネットワーク工学、ロボティクス・空間知能化・AI、生体情報工学、情報数理工学、マルチメディア信号処理工学、電気化学テクノロジー、生体医工学、有機・バイオ電子工学、量子情報処理論 など

情報工学科 Department of Information and System Engineering

日本語で学ぶ世界標準の教員課程と世界に希少な教授連携のチーム教育。

画像・映像コンテンツ演習などの演習科目やプロジェクト科目を多様に提供します。教授陣が連携するチーム教育のもとで、近未来の情報社会の全方位視点を備えたソフトウェア技術者の素地を固めます。コンピューティング分野における世界最大の学会ACMが策定したコンピューティング知識体系へ対応づけつつ、現役の研究者による独自の視点を加えた研究体験を通じて、専門知識を新しい価値の創造と社会実装へと応用できる新世代を育成します。

[学びのキーワード]

アルゴリズム設計、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)、人工知能、医用AI、機械学習、数理モデリング、ネットワーク設計、情報セキュリティ、情報理論、最適化、確率モデル、地理情報システム、空間情報技術、コンピューターグラフィックス、形状モデリング など