Faculty of Law
法学部

茗荷谷キャンパス

法律学科/国際企業関係法学科/政治学科

DATA

学生数
男子3,141名 女子2,651名

学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ

メインに学べる学問分野

  • #法学
  • #政治学
  • #経済学
  • #国際関係学
  • #マスコミ学

養成する人材

国際化に対応したカリキュラムを通じて、
「グローバルなリーガルマインド」を身につけた人に

現場での経験が豊富な実務家による授業やグローバルに活躍できる人材の育成を通して、
法律的・政治的な専門知識と地球市民として必要な批判的・創造的な考え方ができる能力を育成します。

英語で多様な法のあり方を学ぶ専門科目の授業を充実グローバルに活躍する人材を育成するため「日本法入門」「比較憲法」など英語で行う専門科目を設置。また、法学部独自のグローバルプログラム(短期留学プログラム)では、実際に海外に足を運び、実践的な英語力を身につけていきます。
グローバルプログラムの様子

学部の概要

多様な進路に対応する学科・コース制度

法律学科、政治学科では、進路に 合わせて2年次よりコース制で学修を進めます。国際企業関係法学科では、4年間通して国際系・企業系科目を体系的に学ぶことができます。

※ 法曹コース( 一貫教育プログラム) では成績など必要な基準を満たした場合に、3年間で学部を卒業し、法科大学院の既修者コース(2年間) に進学できます。
法学部の概要

6年間で法曹資格取得を目指せる!「法曹コース(一貫教育プログラム)」

法曹コースフロー

法曹コース(一貫教育プログラム)では、法学部を3年で卒業し、中央大学法科大学院(ロースクール)へ進学可能。法科大学院に2年間在籍している間に司法試験を受験できるので、従来よりも約2年早い最短約6年で法曹資格取得を目指せます。

一貫教育プログラム

学びのKeyword

第一線で活躍している専門家による「実務家講義」

法学・政治学の分野で実務経験を持つ外部講師が講義を実施。卒業後に求められる実践的な知識やスキルを修得できます。

\ 例えば、こんな講義!/

犯罪学 警察庁に30年以上勤務した経歴を持つ講師から、“なぜ犯罪が起きるのか?”を学ぶことができます。

地方政府論 県庁での17年の実務経験や、知事への政策アドバイス経験を持つ講師による授業です。

外国法概論1A-2 ドイツにて弁護士経験のある講師がドイツ法の概要を講義し、ドイツ私法の基礎知識修得を目指す授業です。

アクティブに学ぶ学生を徹底的にサポート

給付型奨学金の「やる気応援奨学金」「グローバル・プログラム奨学金」、授業の一環として就業体験を行う「アカデミック・インターンシップ」などを用意し、学生の学びを支援。充実した学生生活を過ごせるよう「アカデミック・アドバイザー」の教員が相談に応じています。
「グローバル・プログラム奨学金」

グローバル・プログラム科目(海外スタディツアー、短期海外プログラム)を履修している法学部生を支援する全額給付型奨学金です。初めての留学でも安心して挑戦することができます。(給付額:最高10万円/募集人数:プログラムにより異なる)

「やる気応援奨学金」

自分の将来像について真剣に考え、さまざまなチャレンジを通してその夢を実現させるための能力や自信をつけてほしいという願いを込めた奨学金制度です。海外での語学研修や司法試験の受験、大学院進学など多岐にわたる活動が対象となっています。

学びのTopics

01

日本国憲法の核心「基本権」から、法律の学び方を知る

憲法1(人権) 日本国憲法の基本権保障を中心に、判例や学説を多角的に学びます。ただ判例を読むだけでなく、批判的視点で検討し、学説の対立や背景を理解することで、法律学の基礎を養います。憲法の理念や原理を探求し、公正で論理的な法解釈力を身につけることを目指します。

トピックス01

02

国際法の視点で学ぶ日本外交の歴史と現状

外交と国際法 国際社会のルールである国際法と、それを支える外交の関係を幅広く学びます。日本外交の歴史的背景や具体的な事例を通じて、理論と実務の双方から国際課題を探求。国際法を活用して問題解決を図るための視点とスキルを身につけます。

トピックス02

03

政治理論と実践を結びつけ現実の課題を多角的に考える

比較政治論 比較政治学の理論を基礎に社会運動や政党、議会、選挙制度など政治プロセスの多様性を探求します。新制度論や合理的選択理論を活用し、既存の政治体系を整理しながら現代の課題を分析。理論を現実に応用し、多様な政治的課題に向き合う能力を培います。

トピックス03

04

答案作成×教授・現役法曹家の添削で司法試験突破力を養う

実定法特講・法曹特講 七法に関する課題の答案に対し、大学教員・現役弁護士が添削と解説を実施。法曹コース(一貫教育プログラム)在籍者を対象としており、法律知識のインプットだけでなく、アウトプットすることで定着を図ります。司法試験を考える方には特におすすめの講義です。

トピックス04

01

民法を「知っている」から「使いこなす」へ

遠藤 研一郎 教授 「民法の原理・原則」「民法の考え方」を徹底的に学修。事例研究・判例研究を通じて、民法を単に理解するだけではなく、法の専門家として民法を使いこなすために必要な問題発見・分析・解決能力の向上を図ります。

02

交渉・仲裁コンペで実践するビジネス交渉と弁護活動

宮本 航平 准教授 「大学対抗交渉・仲裁コンペ」への参加を通じて、国際取引と法のスキルを鍛えます。模擬仲裁では契約や法の解釈を基にした法的議論を行い、模擬交渉では異なる背景を持つ相手との合意形成を目指します。知識と実践から、交渉と法の実践的スキルを学びます。

わたしのおすすめ授業紹介!

国際企業関係法学科 2年
永田 美星
東京都 山脇学園高等学校 出身

ILOリサーチプログラム

外交官や国際公務員、NGO等の国際的なキャリアを目指す人向けのプログラムで、自分の興味のある労働問題について研究を行います。スイスのILOの方の講義を受けられます。
※ 国際労働機関

大学院生がするような研究内容を学部生で勉強できます。


実際に国際機関で働いている方から直接お話を伺える機会はとても貴重です。英語でのコミュニケーションも学びになります。

永田さん 永田さんコメント

卒業後の主な進路

主な就職先(上位20企業・機関)
東京都庁/(株)三菱UFJ銀行/厚生労働省/地方裁判所/警視庁/三菱UFJ信託銀行(株)/(株)NTTドコモ/日本生命保険(相)/国税庁/農林水産省/埼玉県庁/三井住友信託銀行(株)/(株)大和証券グループ本社/(株)りそなホールディングス/総務省/NECソリューションイノベータ(株)/法務省/高等裁判所/神奈川県 横浜市役所/日本電気(株)
主な進学先
法科大学院(中央大学/慶應義塾大学/早稲田大学/東京大学/京都大学 他)/中央大学大学院/東京大学大学院/大阪大学大学院 他
目指せる資格
弁護士/公認会計士/不動産鑑定士/宅地建物取引士/中小企業診断士/社会保険労務士/司法書士/行政書士/教員免許 など
進路グラフ
2024年度就職決定者数
1,036
2024年度進学者数
227

※ 就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

法律学科 Department of Law

法曹コース/法曹コース(一貫教育プログラム)/公共法務コース/企業コース

紛争を解決する仕組みを知れば、人と社会を深く理解できる。

法律家は人権感覚や国際的素養を基礎に、社会問題を「自分の頭で」考えなければなりません。そのため、法律科目だけでなく、歴史・哲学などの幅広い教養やコミュニケーション能力、語学力などの修得も目指します。法曹コースには「一貫教育プログラム」を設置し、学部での成績など必要な基準を満たした場合に、3年間で学部を卒業し、入試に合格した法科大学院の既修者コースに進学することができます。

[ゼミのテーマ例]

憲法解釈の基本問題/民事訴訟法の重要判例と基本問題/現代社会の犯罪と刑罰/生命倫理と法/高齢社会における民法の役割/社会保障制度の現代的課題/企業法(商法・会社法等)の基礎理論重要問題の研究

国際企業関係法学科 Department of International Law and Business

法と経済をグローバルに学び、問題を解決する能力を養う。

この学科の基本コンセプトは、法と経済という2つの分野を深く理解し、地球規模で活動・活躍する、国際社会に認められるリーダーの養成にあります。国際的な企業活動によって生じる様々な法律問題を中心に、多彩な専門教育科目を通じて法律や経済の知識を学修。同時に現代の国内・国際社会における企業の役割もしっかりと学べます。

[ゼミのテーマ例]

グローバル社会における国際人権法の適用問題/模擬仲裁と模擬交渉/比較契約法/日本の企業社会と法制度に関する比較法的研究/現代国際法の諸問題/国際法と正義論/知的財産法の諸問題/マクロの経済と企業行動

政治学科 Department of Political Science

公共政策コース/地域創造コース/国際政治コース/メディア政治コース

ガバナンスの仕組みを考察し、市民的公共空間のあり方を構想する。

歴史や思想に学びながら、市民社会、ガバナンス、グローバリゼーション、ジェンダーなどの現代的課題に応えることが政治学の目的であり、このような新しい潮流に即した21世紀の政治社会のあり方を考えていく科目を多数設置していることが特徴です。

[ゼミのテーマ例]

環境政治とガバナンス/グローバル化における発展途上世界/現代政治とメディア・情報/21世紀国際世界秩序の展望/公共政策を考える/「セキュリティ」の政治/現場に学ぶ地域自治―自治体の政策と組織

法学部通信教育課程

オンラインで学べる、続けやすさが魅力
全国に約4,500名が在籍する法学部通信教育課程は、「グローバルなリーガルマインド」を身につけた人材を養成すべく、必要な資質・能力としての「基礎的な法律的・政治的専門知識」と「新たな教養」を涵養することを教育目標としています。 またデジタル化を推進し、時間と場所に縛られることのない学びを実現しています。パソコンやモバイル端末を使用して、何度でも受講可能なオンデマンドスクーリングなどを実施し、通学課程と同等の教育の質を保っています。学費は通学課程に比べると安価で、卒業すれば学士(法学)の学位を取得できます。単位修得試験も全国主要都市で行っているため、お住まいの地域にいながら中央大学のキャンパスに一度も通わず、すべてのカリキュラムを学ぶことが可能です。