卒業生
インタビュー

アリアンツ・グローバル・
インベスターズ・ジャパン株式会社

古木 謙太郎さん

1997年 総合政策学部政策科学科卒業
私立桐朋高等学校出身

「幅広い視点で考える」


変化の多い時代に対応する学び

総合政策学部で影響を受けたのが、「好きなことを、好きなだけ、好きなように探求する」という学びの姿勢。 それまでは感じたことがなかった、“自由に調査・研究する” 面白さに触れたのです。それが大きなきっかけとなり、現在は資産運用を行う外資系企業で、成長が見込める企業をリサーチ・推奨するアナリストをしています。
この仕事では、企業の財務状況や提供サービスの検証、社会貢献への評価など検討事項が無限にあります。さらに、金融市場の動きなど金融・経済・社会の状況まで分析する必要があるため、幅広い視点で考えることが重要です。

そうした考え方は、大学時代に、政策論だけでなくマーケティングや哲学などさまざまな学問を学ぶこと、独創的な発想を持つ先生と交流することなど、自分の世界を広げる経験によって培われていったと実感しています。
変化の多い現代社会では、細かな知識を得ることも大切ですが、自分の知らない新しい考え方や、豊かな発想力が身につく学びにこそ、価値があると確信しています。

どう違うの? 政策科学科と国際政策文化学科

総合政策学部には、政策科学科と国際政策文化学科があります。その違いは修得科目です。卒業に必要な126単位のうち、政策科学科は、カリキュラムページにある「学科間共通科目」と「マネジメント・ポリシーサイエンス」から24単位と、「統計と社会」2単位を修得します。国際政策文化学科は、「学科間共通科目」と「文化・地域」から24単位と英語以外の外国語10単位を修得します。 それ以外は共通の必修科目とその他学科によらず科目を選択できます。国際政策文化学科にのみ「国際」がついていますが、政策科学科においても国際的視点によって政策を学ぶため、国際性は不可分となっています。英語以外の外国語についても、政策科学科のほとんどの学生が履修しています。

政策科学科と国際政策文化学科の違い