卒業生
インタビュー

八王子市役所

二口 梨奈さん

2017年 文学部人文社会学科英語文学文化専攻卒業
宮城県泉館山高等学校出身

海外留学で培った主体性と行動力を、


仕事に活かしたい

現在、八王子市役所に勤務しています。数年ごとに部署異動がある行政機関で求められるのは、ゼネラリストの思考です。 どの部署に異動となってもすぐに戦力になれるよう、IT関連セミナーの受講や経理の資格取得など、さまざまな分野に目を向け、主体的に学ぶことを常に心掛けています。 こうした主体性と行動力を持つ原点となったのが、2年次で経験したイギリスへの海外留学です。それまでの学生生活では積極的に行動したことが少なく、自分にとってはじめての大きな挑戦でした。言葉や習慣がまったく違う不慣れな環境に適応しながら、学修の計画を立て、優先順位を考えて取り組んだ経験が今に活きています。

ペーパーレス化やAIの導入など新しい取り組みも増えている地方自治体ですが、それでも非効率的な業務が多いのが現状です。そこで、主体性と行動力を活かし、外部から得られた有益な情報の資料化・共有などを行うことで、働き方を改善できればと思っています。そして、市民にもっと寄り添える場所を作れるようこれからも活躍していきたいです。

学びのパスポートプログラム
〈2021年度新設〉

文学部の13専攻を大胆に横断するプログラムが誕生!
文学部すべての教員がサポートします。
激変する現代社会の諸課題を読み解いていくには、さまざまな学問分野の基礎を学び、それらを相互につないでいく自由な発想が必要です。そのような発想をもつ人を育てようとするのが、この「学びのパスポートプログラム」です。このプログラムには、「社会文化系」と「スポーツ文化系」の2系統での学びが用意されています。入学手続時にどちらかの系統を選択して所属し、自らの関心に基づいたオリジナル・カリキュラムを作成し、学びをデザインしていきます。

学びのパスポートプログラム