後楽園キャンパス
人文社会学科
国文学専攻/英語文学文化専攻/ドイツ語文学文化専攻/フランス語文学文化専攻/中国言語文化専攻/日本史学専攻/東洋史学専攻/西洋史学専攻/哲学専攻/社会学専攻/社会情報学専攻/教育学専攻/心理学専攻/学びのパスポートプログラム
DATA
学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ
メインに学べる学問分野
知的欲求に応える約700の専門科目で
人と社会を読み解き、多様な社会に対応する人に
人類がこれまでに生み出してきた様々な文化を総体的に学び、あらゆる面から「人間」の意味を追究。
複眼的な視野を身につけ、高度な専門知識とバランスのとれた知性を併せもつ、個性豊かな人材を送り出しています。
文学部の学びをサポートする3つの体制
教職課程、学芸員課程、社会教育主事課程、司書・司書教諭課程の4つの資格課程を設置。着実に力をつける実践的なカリキュラムのもと、各部門のエキスパート人材を養成しています。中でも教員採用試験においては多数の合格者を輩出しています。
毎年およそ200名の学生が海外留学・プログラムを体験。そのうち30名程度が半年~1年の長期留学で海外の大学の単位を取得しています。また、毎年50名程度の海外からの留学生を受け入れ、活発に交流。学内にいても国際感覚を磨くことができます。また、「グローバル・スタディーズ」という授業では、国内外で実施する地域研究やグローバリゼーションを主眼とする実態調査・研修活動などを行います。
学外での研究・調査活動、初修外国語などの語学研修、国内外でのインターンシップ、ボランティア活動への参加など、大学の外にも学びの場を広げる機会を持とうとする文学部生を応援するための奨学金を用意しています。毎年多くの学生が奨学金を利用して海外で資料収集やインタビュー調査を行い、卒業論文や卒業研究に活かしています。
01
学びを深め、多角的な視点で
考える力を養う
文学部の基礎 1つのテーマに対し、13専攻の教員が週替わりで講義を実施(2025年度のテーマは「ナショナリズム・宗教」)。13専攻の幅広い学問に触れながら、共通のテーマに多様な視点からアプローチすることで毎回新しい気づきを得ることができます
02
実態調査・研修活動を通じて
グローバルな人材に
グローバル・スタディーズ 地球規模で活躍できる人材の養成、および学生の外国語運用能力を含めたコミュニケーション能力向上を目的とした、文学部独自の派遣プログラムです。国内外において地域研究やグローバリゼーションを主眼とする実態調査・研修活動等を行います。
03
東西哲学の対話を通して
熟議を実践する
対話の哲学 哲学専攻の特徴である、東洋哲学と西洋哲学を学べる環境を活かして、東西哲学の対話を行います。教員からの講義に基づき、各グループで熟議を進めていくスタイルで進行。自分で問いを立て、論じきる力が身に付きます。
04
多様な教育の現場に赴き、
その実態を明らかにする
教育実地研究 3年次の6月下旬に4泊5日で現地調査を行い、報告書を作成する教育学専攻の必修授業です。調査テーマ・内容だけでなく、訪問依頼や日程調整なども学生たちが行います。現地でのリアルな教育実態に迫る面白さは得難い経験です。
01
中世文学・和歌文学を
多角的に研究する
吉野 朋美 教授 国文学専攻では3年次からゼミに属して日本の文学・言葉・文化について研究し、卒論を執筆。本ゼミでは、主に和歌文学・中世(12~16世紀)の文学を精読し、発表やグループ討論を通して多角的に研究します。ゆかりの地へのゼミ旅行も実施しています。
02
生きづらさを抱える人たちの視点から
社会を問い直す
天田 城介 教授 障害や病い、貧困などによって様々な生きづらさを抱えている人々の声に耳を傾け「、社会」のあり方を再考します。各自または各グループの関心に基づいてフィールドワークを行い、多くのインタビューを通じて、当事者の視点から私たちの「社会」を問い直していきます。
● 心理学専攻 4年
梅寺 優那 神奈川県立厚木高等学校 出身
心理学実験
心理学専攻必修の授業で、実験や調査を自分自身で行い、その内容や結果を統計のソフトを使って分析してレポートにまとめます。レポート作成には努力が必要ですが、非常に達成感のある授業です。
大きな壁になるからこそ、学びの中で鍛えられます。
自分でデータを取って統計ソフトで分析にかけるのは大きな壁になりますが、卒業論文の執筆や研究方法における大きな学びにもなります。
※就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。
国文学専攻 Department of Japanese Literature
『万葉集』の行幸について/源氏物語における死/英訳「平家物語」の研究/江戸の広告と戯作者/唐十郎論/江戸川乱歩『赤い部屋』論/「お疲れ様です」の用法の変化
英語文学文化専攻 Department of English Studies
The Acquisition of Dative Alternation in English by Japanese Learners of English /日本人と英語母語話者の依頼表現の違いについて/映画『アメリカン・グラフィティ』挿入歌の虚実/『マクベス』における男らしさと王の資質
ドイツ語文学文化専攻 Department of German Studies
Vergleich und Analyse der Kriegsbilder von Otto Dix/エルフリーデ・イェリネク『ピアニスト』における社会批判/自伝『詩と真実』から読むゲーテ『若きウェルテルの悩み』/旧東ドイツの日常生活で使われた語彙の分析
フランス語文学文化専攻 Department of French Studies
語学文学文化コース/美術史美術館コース
L'étude des marqueurs distinctifs dans les manuels élémentaires /フランス英語教育の展望/ギュスターヴ・モロー《若者と死》から見る図像学
中国言語文化専攻 Department of Chinese Studies
中国の義務教育における格差問題/馮夢竜編『山歌』における押韻規則と字句解釈への活用の可能性/両岸関係の平和的解決に対する考察―台湾人アイデンティティーを中心に/蘇州における日中交流―友好都市を中心に
日本史学専攻 Department of Japanese History
縄文中期から後期初頭の埋甕の様相/古代天皇の皇位継承原理/平安時代の陰陽道・陰陽師/中世東国寺院における武士勢力の影響/幕末期における相模国被差別民の諸相/品川宿における天皇東幸/二・二六事件後の政局変化
東洋史学専攻 Department of Asian and African History
オスマン帝国における禁酒と飲酒/ロシア帝国統治下の中央アジアにおけるジャディード運動/ベトナム戦争におけるテト攻勢の意義/族譜からみる朝鮮時代の社会変化/日中の森林観に関する一考察
西洋史学専攻 Department of European and American History
中世前半における聖俗秩序のあり方/古代メソポタミアのビール/教科書にみる日墺独の歴史認識/デンマークのフォルケホイスコーレ/ソ連における宗教政策
哲学専攻 Department of Philosophy
人工知能に魂はあるか―プロティノスの哲学による考察―/規範主義者富永仲基/ベルクソンとバシュラールの時間論―質による一元論と量による多元論―
社会学専攻 Department of Sociology
カンボジアのごみ山が果たす社会的機能/精神障害の親を持つ子供の「曖昧な生きづらさ」/子ども食堂は地域コミュニティに何をもたらすか/#検察庁法改正案に抗議しますtwitterデモ
社会情報学専攻 Department of Socio-Informatics
情報コミュニケーションコース/図書館情報学コース
「アイドル」の結婚は許されるのか?/視聴者が離脱しない動画広告とは/ネット炎上の現状と今後の展望/図書館と電子図書館における利用者行動の考察/感性キーワードによる小説分類
教育学専攻 Department of Education
非行少年の家庭的な支援/幼児期における「死」の伝え方/小学校の英語教育における社会連携の意義/児童館の機能と地域的意義/横浜市における多文化共生に向けた教育の取り組み
心理学専攻 Department of Psychology
非共感覚者における共感覚性の検討/第二言語の分節化におけるシャドーイングの効果/白色文字と有彩背景色の組み合わせにおける視認性/大学生運動部員のスポーツ傷害を受傷後の心理的変容についての質的研究
学びのパスポートプログラム Interdisciplinary Studies Program
社会文化系/スポーツ文化系
新自由主義体制下のジェンダー価値観/動物園における『種の保存』/シティプロモーションにおける自虐的ユーモア/スポーツにおける人種差別/スポーツ・メガイベントのレガシー/アイスホッケーの町におけるNGOの取り組み/女子陸上選手のパフォーマンス決定要因の分析