Faculty of Economics
経済学部

多摩キャンパス

経済学科/経済情報システム学科/国際経済学科/公共・環境経済学科

DATA

学生数
男子3,088名 女子1,424名

学生数(男子・女子)は2025年5月1日のデータ

メインに学べる学問分野

  • #経済学
  • #経済統計学
  • #財政学

養成する人材

理論と実践で経済の仕組みを学び
思考力と国際的視野をもつ経済人に

経済学は社会と密接に結びついており、現実の経済現象を把握するためには、専門知識のみならず学際的な幅広い知識が必要とされます。
こうした知識や思考力、コミュニケーション能力を備えた人材を育てます。

幅広い分野で専門性を養う約50のゼミナール 身につけた知識を基礎として、少人数グループによる議論や実地調査を繰り返して学生主体で結論を導きます。経済学関連の諸分野から総合教育、行政、外国語、健康・スポーツまで、広い分野のゼミが開講されています。
ゼミナールの様子

高校生も授業を受けられる!「科目等履修生制度(+高大接続入試制度)」

科目等履修生制度

高校生が大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立ててもらうことを目的とした制度で、経済学部では「経済入門」の授業を受けることができます。授業の成績は特別入試「高大接続入学試験」の出願資格のひとつに認められています。また、中央大学経済学部に入学した場合、本学部の卒業単位として認定されます。

学部の概要

経済活動の発展・多様化に対応する4学科と8つのクラスター

各学科に、特定の分野を重点的かつ系統的に学修することを目的に構成した科目群(クラスター)を設置。興味・関心、将来の進路に合わせて学びを深めます。

※ クラスターとは、特定の分野を重点的かつ系統的に学修することを目的に構成した科目群のこと。1 年次では学科全体の基礎を学びつつ個々にテーマを模索、2・3 年次からはクラスターを選択し、より高度な専門性を追究します。
経済学部の概要

学びのKeyword

グローバル人材を育成する経済学部独自のプログラム

海外で実地調査・研究活動を行う「グローカル・フィールド・スタディーズ(GFS)」
企業や自治体などと協力し、国内外の現地へ出向き実地調査・研究活動を行います。学問としての経済学だけでなく、それを実際の社会や地域にどのように役立てるかを学ぶことができます。
模擬裁判

\ 例えば、こんな調査・研究!/

フィリピンの環境問題 食品ロスの削減についての調査・提案

アクアコイン 千葉県・木更津およびその周辺地域での地域通貨に関する実態調査

「グローバル・リーダーズ・プログラム」

グローバルな世界でリーダーとして活躍できる資質を備えられる学生の養成を目指したプログラム。プログラム参加者限定科目を基盤に、学生が世界の課題を調査・分析し、提案やプレゼンを実施。情報収集能力や問題発見・解決能力を養い、社会でリーダーとして活躍できる力を身につけます。

「海外インターンシップ演習・実習」

在学中に実際の企業で就業体験ができるインターンシップ。多様なコースを開講しており、海外の現地企業、日系企業も選択可能。語学力だけでなく、英語でのプレゼンテーションやディベートの能力、国際的ビジネスマナーや海外勤務への適応能力を授業の中で身につけることができます。

自立した社会人・職業人を目指すキャリア教育

「ビジネス・プロジェクト講座」

企業で活躍するビジネスパーソンから与えられた実践的な課題に対して、企画立案から実施計画、収支予想まで行いプレゼンテーションをします。1年次の入学して間もない時期から企業活動に触れることで、現実のビジネスに通じる基礎力が身につきます。

「インターンシップ」

金融、メーカーをはじめとする多彩な民間インターンシップに加え、地方自治体との連携にも力を入れています。学生のU・Iターン志向の高まりに応えるもので、本学周辺の自治体を中心に派遣者数が着実に増加。早い段階から業種や職種への適性を判断し、的確な選択ができるよう支援を行っています。

学びのTopics

01

カネは天下の回りもの?世界のカネの流れをつかむ

国際金融論 どうしてカネが国境を越えて移動するのか、またそのカネの動きが各国の経済や人々の暮らしにどういった影響を与えるのかを学びます。ここ数年の為替レートの変化の理由や、その日本経済への影響についても深く学びます。

トピックス01

02

労働問題の解決には労使双方の取り組みが重要!

労使関係論 この授業を通じて、「“働くこと”をめぐって使用者と労働者の間にどのような課題があるのか」、「その解決に向けて両者が議論を積み重ねてどのような働き方のルールをつくっていこうとしているのか」を考えてみましょう。

トピックス02

03

変化し続ける現代経済の法則性を学ぼう!

経済変動論 経済は時とともに形を変える「いきもの」。GDPや人口、物価等の経済指標はもちろん、AIなどの新技術によって経済環境は日々進化しています。このような経済の変化変動の裏にある法則性を、データ・理論・歴史から解説します。

トピックス03

04

過去の知見を理解し未来のモビリティをデザインする

交通経済論 交通経済論は、私たちが日々行っている移動に関する問題について経済学を使って解き明かそうとする学際的な学問領域です。規制政策などの従来の対象に加えて、自動運転やリモートワークといった新たな技術を社会へ実装する制度設計や課題への解決策も検討します。

トピックス04

01

グローバルな問題を多角的に捉える感覚と分析する力を!

小森谷 徳純 准教授 ゼミでは国際貿易や国際的な企業活動の経済的側面を研究しています。リサーチクエスチョンを設定し、経済理論に基づく仮説を立て、データ分析を行って検証。多角的な視点で考えるために、海外フィールドワークも行っています。

02

データを活用する形での地域活性化や商品開発に関する調査研究

伊藤 伸介 教授 日本の社会経済に関するデータ分析を行いつつ、グループごとに調査研究を実施。さらに、研究を活かして、八王子・日野エリアを中心に地域活性化や特産品を用いた商品開発なども行い、地域社会とつながるゼミ活動を目指しています。

わたしのおすすめ授業紹介!

経済情報システム学科 3年
山地 唯斗
埼玉県 山村学園高等学校 出身

財務会計論

会計には財務会計と管理会計の2つがあります。財務会計は社内外に企業情報を開示する業務を担う人が学ぶものです。実際に企業の財務諸表等を見て、分析することもあります。

簿記(会計)の知識はもちろん、日本と世界の会計基準の違いなども身につきました。


アナリストを講師として招くこともあるインターンシップの国際ビジネス(商社)コース、統計学などもおすすめです。

山地さん 山地さんコメント

卒業後の主な進路

主な就職先(上位20企業・機関)
(株)三菱UFJ銀行/(株)りそなホールディングス/国税庁/(株)ニトリ/NECソリューションイノベータ(株)/あいおいニッセイ同和損害保険(株)/住友生命保険(相)/日本電気(株)/(株)横浜銀行/(株)日本政策金融公庫/(株)ジェーシービー/野村證券(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)/三井住友信託銀行(株)/明治安田生命保険(相)/富士通(株)/(株)ゆうちょ銀行/東京都庁/(株)みずほフィナンシャルグループ/(株)NTTドコモ
主な進学先
中央大学大学院/京都大学大学院/早稲田大学大学院/上智大学大学院 他
目指せる資格
公認会計士/不動産鑑定士/ファイナンシャル・プランナー/証券アナリスト/税理士/宅地建物取引士/中小企業診断士/教員免許(※国際経済学科には教職課程は設置していません) など
進路グラフ
2024年度就職決定者数
942
2024年度進学者数
17

※ 就職決定者数は、文部科学省の学校基本調査における「就職者」定義に準拠。

学科紹介

経済学科 Department of Economics

経済および経済学を幅広く学び、様々な可能性にチャレンジする。

複雑化した経済の動きを分析するとともに、問題解決に向けた政策提言ができる人材を育成します。経済および経済学を総合的に学修する「経済総合クラスター」、「人」を中心にバランスの取れた経済・社会・環境と人間の関わり方を探究する「ヒューマンエコノミークラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

現代の資本主義と日本経済について考える一理論的・実証的アプローチ/経済問題を経済学の歴史から考える/現代経済とミクロ・マクロ経済学/経済政策立案の試み: EBPM(Evidence- based policy making、証拠に基づく政策立案)の実践

経済情報システム学科 Department of Economic Systems and Information Analysis

企業や経営を学び、それに関連する資格取得を目指す。

企業や地域経済の成長についての経済学的研究と、情報科学・情報処理技術の学びを一体化し、企業や地域を担う人材を育成します。現代経済システムを企業の視点と国民経済・地域経済の視点から総合的に学ぶ「企業経済クラスター」、柔軟な分析能力と企業の現場で要求される実践的な知識の修得を目指す「経済情報クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

日本の社会経済に関する統計データ分析/ICTの社会応用/ゲーム理論、行動経済学と比較制度分析の視点/データ分析を通じて地域の課題を考える

国際経済学科 Department of International Economics

将来、世界を舞台に活躍するグローバル人材になる。

国境を超えた経済活動、世界の貧困削減や経済開発の諸問題などを学び、グローバルに活躍できる人材を育成します。経済活動を生産・流通面と金融面に分けて学び、国際経済政策・地域経済・経済統合などを学修する「貿易・国際金融クラスター」、国際経済学と世界経済論を基礎として、様々なアプローチでアジア・アフリカの経済開発を学ぶ「経済開発クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

グローバル経済における経済政策/国際貿易と多国籍企業に関する諸問題/発展途上国の経済・社会を学ぼう!/中国経済の研究一日本経済との比較を通じて一

公共・環境経済学科 Department of Public and Environmental Economics

公務員として、あるいはNGO・NPOで活動する。

国、地方公共団体、NGO・NPOなどに焦点を当て、安全、福祉、教育、環境などを学び、公務員として活躍、あるいは環境政策を提言できる人材を育成します。社会経済問題に直面する際の的確な問題設定、問題解決手段の提示、実践的応用を学ぶ「公共クラスター」、環境問題の把握・対処法や環境政策のあり方を理論的・実証的に学ぶ「環境クラスター」を設けています。

[ゼミのテーマ例]

現代社会における労働と生活/地球環境問題の科学/公共経済学の観点から、社会問題を解明し、適正なルール(制度)を提案する/環境会計の考え方を用いて、林業および木材関連産業の活性化をビジネスプランとして具体化させる